東京・目黒にある和食店「目黒 ながもと」。

本記事では「目黒 ながもと」についてレポートします。
「目黒 ながもと」ってどんな店?
2023年10月1日オープン。目黒・権之助坂に構える「目黒 ながもと」は、日本料理担当の長元恵太氏と鮨担当の長元朝達氏の親子二人体制で時間帯ごとに役割を分ける和食店。
18時〜21時は若大将による完全予約制の和食コース、21時以降は職人歴40年以上の大将による江戸前寿司をアラカルトで提供する。
長元恵太氏はフグ専門店や会員制料亭での経験を経て家業を継承。
コースは素材の流れや温度帯を意識した構成で、繊細な和食の組み立てが軸。一方で大将は王道の江戸前寿司を担い、赤酢のシャリと丁寧な仕事で安定感のある握りを提供する。時間帯によって店の表情が変わるのがこの店の特徴。
現在は新規予約を受け付けておらず、既存顧客中心の営業。結果として予約困難店としての側面を持つようになっている。単店での運営に徹し、拡大よりも顧客との関係性とクオリティ維持を優先するスタイルで、いわゆる多店舗展開とは一線を画す。
実食レビュー【2026年3月訪問】
場所は家系ラーメン店「麺家 黒」のすぐ近く。

なんでも新規予約は受け付けてないそうで、2026年(今年)はすでに満席。

コースは11,000円という奇跡。いや、価格だけで言えば別に11,000円コースは珍しいものじゃないが、ここのコース内容を実際に食べてみてえらく感動させられた。
高級食材もちょくちょく上手に使いながらも手間暇でしっかりと完成度を高めた料理。
聞いたけど原価率もエグイ。
だからアルコール飲めない人は断ってるそうだ。そりゃそうだ。飲食店でアルコールがいかに大事かをよく思い知らされる。
若大将の長元恵太と大将、女将さんはお母さまということで家族経営の暖かな店。
さらに凄いのが21時から朝の5時まで大将が鮨握るっていうんだから働きすぎで心配になるくらいです。
おまけに客あしらいも凄くいいし、絶対にまた来たいな。
以下、いただいた料理。

ぶつ切りにしたトラフグの上には金柑のソース。
この価格でトラフグが出るんだ。フグは昆布〆されており金柑ソースと旨味が馴染んでおります。
・トラフグの白子

トラフグの白子、山菜のウルイ、その上から新玉葱の熱々のすり流し。
このすり流しに崩した白子の旨味が溶け込む。
濃厚な旨味で胃を温める贅沢さ。

貝の土瓶蒸し。シジミ、蛤、鮑出汁でまさにコハク酸による癒される旨味が胃に沁みる。中には筍、菜花、蛤、鮑。

お造りと手巻き風。

トラフグのてっさ、本マグロの中トロ、大葉と奈良漬けを巻いたヤリイカ、平目は昆布〆にして菜の花を巻いて。
赤酢のシャリと中トロの脂が抱き合います。21時~の親父さんの握りの赤酢でもあるのかな。

ウナギのかば焼き餡かけ。付け合わせはフグのお浸し、セリ、蕗の薹、そら豆の天ぷら。
餡かけでもしっかりパリッとした食感は保たれている。

仙台牛のイチボ。上には金柑のおろしポン酢。
天ぷらは行者ニンニク、ホワイトアスパラ、コゴミ。
特に行者ニンニクでガーリックソースのニュアンスを演出。

貝の土鍋ご飯。鮑、北寄貝、蛤、サザエ、平貝。

スマイルいただきました。

仕上げに胡麻油をかけて香り付け。これが功を奏しており、いい塩梅で引き立てている。
梅肉と貝も相性がいいです。

続いて蛍烏賊と筍の土鍋ご飯。

卵黄を崩せば、卵黄と蛍烏賊も合う。

イチゴ二種類、文旦、デコポン、マスカルポーネと白ワインのソース、柚子のゼリー。
本日のワインは奢ってもらっちゃいました。


お会計なんと13,200円。
いやぁ、是非ともまた来たいな。5万円オーバーの和食屋も行くけど、そこまでいっちゃうと意外と満足感って金額にそこまで比例しないんですよ。
これで11,000円のコースは応援したくなります。ごちそうさまでした。
目黒グルメ3選



店舗情報
・名称:目黒 ながもと
・住所:東京都目黒区目黒1-6-14 ABCビル B1F
・最寄駅:目黒駅 徒歩約6分
・営業時間:17:00〜翌5:00(和食コースは21:00まで)
・定休日:日曜日+不定休
・席数:15席(カウンター7席、個室8席)
・予算:¥10,000〜¥19,999
・支払い方法:カード可(VISA)※電子マネー・QR不可
・サービス料:なし
・駐車場:なし
・電話番号:03-3779-7741
・備考:現在新規予約不可
・オープン日:2023年10月1日








