東京・麻布十番にある焼き鳥店「瀬尾」。

本記事では、「瀬尾」についてレポートします。
「瀬尾」ってどんな店?
店主・瀬尾博之氏は1992年に勝どきの名店「鳥善」で11年修行を積み、2003年に麻布十番にて独立開業。
使用する鶏は、修行時代から串焼きに向く旨みと評価されてきた甲府の「信玄どり」を中心に、熊野地鶏なども取り入れる。これを紀州備長炭で焼き上げ、表面は香ばしく、中はジューシーに仕上げる。
タレは修業先から受け継いだものを継ぎ足しながら使用しており、焼きの技術とともに味の深みを支えている。香ばしさと肉の旨味のバランスがよく、一本ごとの完成度が高い。
ワインのラインナップも豊富で、焼鳥とのペアリングを楽しめるのも特徴のひとつ。
店内はカウンターに加え個室も用意されており、デートや会食、接待など幅広いシーンに対応。麻布十番の喧騒を離れ、落ち着いて焼鳥と向き合える実力店である。
2012年、東京ステーションホテルにて初支店「焼鳥 瀬尾」をオープン。
ちなみにこちらで修業して独立したのが東銀座にある「焼鳥 ひら野」である。

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実食レビュー【2026年4月訪問】
麻布十番駅7番出口より徒歩1分のビルの地下一階。

店内はほぼ横一列のカウンター(微妙にL字だけど)と個室あり。
なかなか賑わってます。従業員も多め。

コースは11,000円一本。サービス料が10%。
飲み物は基本1,000円台。
鶏は銘柄鶏の甲府・信玄どりがメイン。
信玄どりもとても肉質が柔らかく、軽やかだけど、旨味も備わっている。
以前どこかでいただいた甲府・信玄どりとはまるで別物の印象だ。
これは単純に焼きの技術だろうか?それともいい肉質がこちらにやってくるのだろうか?
コースは2時間ちょっとかかり、序盤はややスローテンポで、最後の方にはだいぶ満腹に。
合間に小料理などはなく、王道の焼鳥と野菜で構成されており、焼鳥が食べたい自分としては満足度が高い。
あとは置いてある山椒が凄くいい香り。ホールじゃないのにひきたて?ってくらい香りが鮮烈でついつい毎回山椒をつけていただきました。
以下、いただいた料理。
・枝豆と京鴨のロース

シンプルに枝豆の香りが抜群にいいです。塩はやや多め。
京鴨のロースはしっとりとして鴨の鉄っぽさをカラシの相性がいい。白髪ネギと堪能。
・熊野地鶏 もも肉

三重の熊野地鶏のもも肉。皮の香ばしさと身の旨みに蕗味噌のコクと苦味が相性いいっス。
・セセリ

めちゃ柔らかい肉質。それでいてジュシーそのもの。まさに旨味そのもの。
・もも肉

タレが秀逸でしっかり甘くてコク深いのに後味は軽い。なんだこのバランスは。
薫香も香りの要素として活きている。
・つくね

紫蘇の香り爽やかで、ジューシー。荒々しさはそこまでない。
・玉ねぎ

食感が実にいい。鶏油が塗られ、甘味が湧き立ち、薫香もとのバランス。
・湯葉茶碗蒸し

鰹出汁の茶碗蒸しに優しい湯葉の舌触りが纏う。
中にはプリプリの鶏肉が入っている。
・ちょうちん

これはひもだろうか?妙に肉肉しい。
・レバー

歯応え、ハリがあり、トロンとして臭みはない。
・手羽先

地鶏より遥かに柔らかく、食べやすさ、骨の旨味を堪能。
〆は選択。

・鳥スープ

鶏一羽を5時間に飲んだ清湯スープ。締まるなぁ。
・杏仁豆腐

トータル、さすがのクオリティでした。
信玄どりってこんなに美味しいんだ。ごちそうさまでした。
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麻布十番の焼鳥3選


店舗情報
・店名:瀬尾(せお)
・オープン日:2003年4月22日
・住所:東京都港区麻布十番1-4-2 カーサツルオカB1F
・アクセス:麻布十番駅 徒歩約1分
・電話番号:03-5574-8881
・営業時間:17:00〜22:30
・定休日:日曜日
・予算:¥10,000〜¥14,999
・予約:予約可
・席数:19席(カウンター13席、個室1室)
・個室:あり(4〜6名)
・貸切:不可
・禁煙・喫煙:全席禁煙
・駐車場:なし
・支払い方法:カード可(JCB、AMEX、VISA、Master、Diners)
・サービス料:10%







