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【映画】天使がくれた時間【ネタバレ感想】邦題のセンスのなさで観る者を遠ざける勿体ない映画 (95本目)
品川イッコーです。 これ20年も前の映画なんだ。 昔から存在は知っていたけどなかなか手を出せずにいたのは邦題のセンスのなさ。 「天使がくれた時間」っていかにも過ぎるではないか。 あらすじを読めば内容もわかってしまう様な映画なのでさらにこの邦題は観る者を遠ざけるのに一役買ってしまっている。 原題は「THE FAMILY MAN」。 うーん、多少なりともまだこちらの方が。 -
【映画】青天の霹靂【ネタバレ感想】狙いにいった誰からも嫌われない映画
品川イッコーです。 劇団ひとり原作、監督、主演をつとめた映画。主役は大泉洋。 タイムトラベルものなんだけど過去に戻って自分の両親や自身の出生の秘密を知るっていう結構ありがちなストーリー。 そういう意味では「バックトゥザフューチャー」を彷彿とさせるけど本作ではタイムマシンとかじゃなく雷に打たれて40年前にタイムスリップするって結構雑な戻り方。 タイムトラベルを活かしたエピソードはほぼなく基本は親子間の人間ドラマ。 大泉洋も時代とのギャップで四苦八苦するとかのエピソードもなく、割となんの苦労もなくこの時代にスッと馴染んでいきます。 もともとこの時代の人みたいな。もっと遊んでもいいのに。 -
【映画】楽園【ネタバレ感想】村八分、差別、偏見…限界集落で起きたあり得る話
2019年/日本映画/129分 ある地方都市で起きた少女失踪事件をきっかけに知り合った孤独な青年・豪士と、失踪した少女の親友だった紡。不幸な生い立ち、心の傷、それぞれの不遇に共感しあうふたりだが、12年後に再び同じY字の分かれ道で少女が姿を消して事態... -
【ドラマ】半沢直樹2「魂を揺さぶる傑作の誕生」
女優の竹内結子さんが亡くなったその日、半沢直樹の最終回が放送された。 「生きていれば何とかなる」 妻役の花ちゃんの半沢直樹に対する言葉が我々の胸に突き刺さった。 白井大臣の盆栽をぶん投げての「クタバレ」、半沢の辞表を破り紙吹雪の中颯爽と去っ... -
【映画】この世界の片隅に「正直に言うと主人公のすずさんが合わない」
1944(昭和19)年2月。18歳のすずは、突然の縁談で軍港の街・呉へとお嫁に行くことになる。 夫・周作のほか、周作の両親と義姉・径子、姪・晴美も新しい家族となった。 配給物資がだんだん減っていく中でも、すずは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り... -
【映画】ディパーテッド【ネタバレ感想】ラスト以外はめちゃめちゃ面白い作品でした
品川イッコーです。 最近になってやたらとお気に入りの巨匠マーティン・スコセッシ監督作品。 レオナルド・ディカプリオ、マッド・デイモン、ジャック・ニコルソンらの豪華俳優陣を迎えてのギャング映画。 マフィアであるジャック・ニコルソンを逮捕する為に潜入捜査を命じられるディカプリオ。 そして裏でジャック・ニコルソンと繋がっているエリート警察のマッド・デイモン。 二人の「ネズミ」を軸に物語は進むんだけど結構これがハラハラする。 -
【映画】キングダム「これが大ヒットしたって本当?壮大な学芸会レベル」
品川イッコーです。 正直に言いますと原作読んだことないです。 その時点でこの映画を語る資格なんてないのかもしれない。 けどね、だからって映画を観る資格ないのか? そうじゃないでしょ。 原作を観てない人でも映画っていうのは楽しめる様につくるべきだ。 現に海外の映画だってみんな原作なんて読んでないで楽しんでるじゃないか。 ということで、今回ら映画だけを観てレビューします。 レビューしますけど… -
【映画】レクイエム・フォー・ドリーム「ネタバレ感想」トラウマ級の地獄!ドラッグ映画の傑作!
品川イッコーです。 監督は「π」や「ブラック・スワン」などで知られるダーレン・アロノフスキー。 この監督さん、好きなんですよね。 とことん救いのない感じやリアリズムを追求した描写が容赦なくて。 「π」で注目され、ナタリー・ポートマンが主演した「ブラック・スワン」が大ヒットしたけどその成功に甘んじることなく「マザー!」みたいな観る者ほぼすべての人を置いていく様なカオスな作品なんかも作ったりしてなかなかのロックな人。 -
【映画】最高の人生のはじめ方「ネタバレ感想」そこそこいい映画なのに邦題が最高にセンスない
品川イッコーです。 引用を読んでもらえるとわかると思うが超ありきたりなストーリーである。 別に何があるってわけでもないし格別凄い名作というわけでもない。 おまけに邦画のタイトルが絶望的にセンスがない。 原題は「最高の」ってつかない。 そもそも全く別の映画で「最高の人生のつくり方」「最高の人生のみつけ方」ってあるのでかなり紛らわしい。 -
【映画】シンデレラマン「激推薦!文句のつけようがない傑作!戦う親父はカッコいい!!」
品川イッコーです。 最近改めて観たロン・ハワード監督の「ビューティフル・マインド」が思いのほか良かったので続けて本作を。 今回も実際にいたジェームス・J・ブラドックというボクサーをラッセル・クロウが演じている。 ロン・ハワード監督 + ラッセル・クロウ主演 + 実話ということでもろ「ビューティフル・マインド」の流れを汲んでいるんだけど正直言って今年観た映画の中でダントツの出来でした。 -
【映画】ビューティフル・マインド「ラッセル・クロウのムキムキの身体と天才数学者とのギャップに違和感」
品川イッコーです。 かつて一度は観たことあると思うんだけどこのインパクトのないタイトルだけ聞いても見事に内容を覚えていない。 ラッセル・クロウ主演と言われてもピンときてないのでよっぽど印象に残ってない作品ということになる。 なので今回は初見のつもりで鑑賞したんだけど想像以上に素晴らしい作品で感動すらしてしまった。 -
【映画】インポッシブル「ナオミ・ワッツが血と一緒にムカデみたいなのを吐くシーンはトラウマ級…」
品川イッコーです。 いつもの軽い気持ちでNetflixを観始めたんだけど間違いでした… これは襟を正してちゃんと鑑賞しなければならない作品だ。 スマトラ沖地震でとある一家が体験した実話を元に映画化されてるんだけどこの映画、思った以上に痛々しくグロいシーンの連続でかなりハードな内容となっている。