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映画「 インターステラー 」人間ドラマがなかったらとてもじゃないけど観てられない映画 (79本目)
品川イッコーです。 「インセプション」や「バットマン」シリーズなどのクリストファー・ノーラン監督作品。 色々と専門用語がたくさん出きて理解するのが難しいことから「難解映画」と言われている。 ちなみに私はこの映画、3回鑑賞した。 その上で思った事を述べていきたいと思う。 まず映画の概要を凄く簡単にネタバレ込みで述べていくとする。 これから観る予定の方は一度ご覧になってから再度この記事に戻ってきていただきたい。 -
【映画】ジャンゴ 繋がれざる者「ネタバレ感想」黒人を主人公にした画期的な痛快西部劇
品川イッコーです。 監督は映画オタクの奇才クエンティン・タランティーノ。 タイトルの「ジャンゴ」とは主人公の元黒人奴隷の名前。 ひょんなことから賞金稼ぎのドイツ人に救われ共に相棒として悪党を殺しながら生き別れになってしまった最愛の妻を探す旅に出るというのが大枠のストーリー。 黒人差別真っ只中のこの時代にあえて黒人を西部劇のヒーローとして扱ったかなり画期的な作品。 っていうかタランティーノって相変わらず大胆なアイディア打ち出すよね。 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」でもマンソンファミリー事件の最後を大きく変えてみせたし。 -
【映画】キャスト・アウェイ 「神経やられてるなら歯を折っただけじゃ痛みは消えないと思う」
品川イッコーです。 めちゃくちゃ今更の映画です。 最近トム・ハンクス主演の映画ばかりのレビューだけどたまたまです。 トム・ハンクスって昔からちょっと頭皮上がってるけど変わらないよね。 ずっとちょっとハゲ。 まぁどうでもいいか。好きな役者さんです。 この映画、確か公開当時に新宿の劇場へ観に行ったのを覚えてる。 2000年。さて、誰と観に行ったっけな… -
【映画】ディストピア パンドラの少女「ネタバレ感想」一風変わったゾンビ映画でラストに唖然」
品川イッコーです。 いわゆる今更のゾンビ映画なんだけどこれが飽きずに最後まで観ることができた。 今まで散々ゾンビ映画なんて作られてきて「もう新しいパターンなんてないだろう」と思ったけどちょっとまた新たなテイストの映画です。 主人公のメラニーはウイルス感染してるんだけどなぜか人間の理性がある「第2世代」と呼ばれるハイブリッド。 ちゃんと良心があって賢い子なんだけど腹が減ると猫を追っかけて食べちゃう凶暴性も秘めている。 -
【映画】1922「デリカシーない妻を息子と一緒に殺して一生後悔する話」
品川イッコーです。 妻を殺した夫の話で動機は上記の引用のままなんだけど… この映画「そのまま」というか、何もない。 妻を殺してその後は息子が彼女に子供を孕ませ駆け落ちの末死んでしまう。 金が尽きて結局あんなに固執してた土地を売ることになって残ったものは後悔のみ。 最後に大きなオチもなければ淡々と男はちゃんと不幸になっていく。 いわば、「自業自得でしょ?」の一言で片付けられてしまいそうなくらい因果応報。 -
【映画】IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。「ネタバレ感想」全てにおいて前作の焼き回しでしょ
品川イッコーです。 オープニングはとあるゲイカップルが不良達に因縁つけられ一方的にボコられたあと川に落とされる(もはや普通に傷害事件)。 このゲイの方、その上さらにペニー・ワイズに狙われて殺されてしまうんだけど救いがなくてなんだか胸糞悪い。 せめて殺すなら因縁つけた不良達にしてくれよ。 いきなり主人公の弟の腕が食いちぎられ殺されてしまう前作のオープニングはショッキングで映画のつかみとしてはよくできていたのに今回はちょっとモヤモヤが残る。 -
【映画】ザ・サークル「ネタバレ感想」だったら自慰行為までみせろよ
2017年/アメリカ映画/110分 全世界に30億人のユーザーを持つ超巨大 SNS企業<サークル>。 誰もが憧れる最先端企業に採用され、日々奮闘する新入社員メイは、ある事件をきっかけにカリスマ経営者ベイリーの目に留まり、新サービスの実験モデルに大抜擢... -
【Netflix】愛なき森で叫べ「ネタバレ感想」園子温監督、北九州監禁殺人事件に手を出すとヤケドしますよ
品川イッコーです。 何かと「北九州監禁殺人事件を園子温が映像化した!」とか騒がれていたが正確にはあの事件から着想を得ただけで実写化ではない。 なので北九州監禁事件のノンフィクション「消された一家」を読んだことがある方がこの作品にあの残虐性を求めても肩透かしを食らうだけだ。 私もその一人である。 (いや、十分に残虐であることは間違いないが実際の事件の方があまりに桁違い的に残酷なので…)。 -
【映画】アイリッシュマン「ネタバレ感想」3時間半があっという間!黄金メンツによるマフィア映画の傑作
品川イッコーです。 Netflixのオリジナル映画。 凄いよね、Netflix。 劇場で公開されたものがすぐにNetflixでも配信とはこのご時世有り難い。 「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」に大ハマりした私としてはマーティン・スコセッシ監督の新作を見逃すわけにはいかない。 ということで視聴し始めたわけだけどこの映画なんと3時間半もある。 流石にちょっと躊躇する長さだけどいざ観始めるとこれが案外気にならず結構観れてしまう。 -
【映画】ジョーカー「ネタバレ感想」この映画に全く共感できなかった理由
品川イッコーです。 世間から物凄い評判がいい「ジョーカー」をようやく観たんだけど結論から言って個人的には全く賞賛できない。 そもそも「バットマン」などアメコミに興味がないというのが大きいがそれでも一応はクリストファー・ノーランのバットマンシリーズは全て鑑賞済だ。 この作品単体でも楽しめるとは思うがやはり「バットマン」とリンクしてる部分もあるのでシリーズを観ているのとでは変わってくるとは思う。 そもそも「社会的困窮者が自分を嘲笑った者に復讐を」というざっくりとしたあらすじを聞いていたから「なぜアーサーは悪のジョーカーへと変貌したのか?」と言われても内容は大体想像つく。 -
【映画】ドライヴ「ネタバレ感想」寡黙な名無しのヒーローの映画
品川イッコーです。 個人的にめちゃ好きな俳優であるライアン・ゴズリングをはじめて意識して観た作品。 約10年前の映画だけど今観ても古さなど一切感じない。 全体的には落ち着いたトーンでハリウッド映画にありがちなベタなお膳立てがなく、静のあと突然容赦ないバイオレンスをみせてくれる。 なんか空気感がヨーロッパ映画みたいだなと思ったら監督はデンマーク出身らしい。 日本で言えば北野武の作品にある静かで乾いた暴力に近い。 だから派手なアクションを期待してる人は肩透かしを食らうが爆発ばかりのベタなハリウッド映画に飽き飽きの人にはおススメ。 -
【映画】フェイス/オフ「ネタバレ感想」もしもシリーズをハリウッド映画化したらこんな感じになった
1997年/アメリカ映画/138分 幼い息子をテロリスト、キャスター・トロイに殺されたFBI捜査官ショーン・アーチャー。銃撃戦の末、トロイを捕えるがトロイは昏睡状態に。しかし、トロイ以外知ることができない時限式の細菌兵器爆弾が、ロサンゼルスに仕掛けら...