ローレル 稲田堤店「ローレル 稲田堤店」。

京王線とJR南武線が交わる稲田堤。
その住宅街に、長年地元で親しまれてきたカレー店 「ローレル 稲田堤店」がある。
今どきの派手さはないが、ふと食べたくなるいつもの味がここにはある。
「ローレル 稲田堤店」ってどんな店?

2000年にオープンした「ローレル稲田堤店」は、駅からほど近い場所に佇むカレー専門店。
全13席の落ち着いた店内は、ひとり客でも入りやすく、年齢層も幅広い。
中野島にも「ローレル中野島店」があり、いまは二店舗のみ。
提供されるのは、派手さではなく 毎日食べられるタイプのカレー。
とろみのあるルーはスパイスが突出しすぎず、深みと優しさを両立した味わい。辛さは控えめで、コクのあるルーがライスとよく合う「生活に寄り添うカレー」。
支払いは現金のみ。カード・電子マネー類は一切不可という昭和の名残すら、むしろこの店の空気に馴染んでいる。
2025年12月訪問
稲田堤と言えば「孤独のグルメ」でも取り上げられた焼肉店「炭火焼肉 寿苑」、「ラーメン二郎 八王子野猿街道店2」出身の店主による営業時間もメニューも読めない謎系のラーメン店「自家製麺 麺や 六等星」などがある、なかなかディープな街。


本日はそんな稲田堤にある昔ながらのカレー店「ローレル稲田堤店」へ。

平日12時前に到着。店内はBGMなし。女性店主のワンオペだ。
なんだろう、店の雰囲気が欧風のようなクラシカルな感じで落ち着きますね。
店内は13席のカウンター席のみ。

メニューはスタミナカレーやエビフライカレー、フランス風カレーなどバラエティ豊か。
初訪問ということでとりあえず一番人気と言われる「スペイン風カレー」をオーダー。
・スペイン風カレー 850円

スペインと言えば「スペイン風オムレツ」。
ということでそれをカレーに応用したメニューのようだ。
ご飯をフワトロの玉子で包み、その上からカレーがかかっている。

カレー自体はトロミがあり、やや酸味を感じるもの。
重たすぎることもなく、わずかにスパイスを感じる程度で万人受けする味わい。

具材はとうもろこしとマッシュルーム。
カレーでとうもろこしは食感アクセントとしても良いですね。

ルーに対してご飯は多め。CoCo壱のご飯の量くらいだから300gくらいかな?
福神漬けは赤く、ポリっと味を引き締める。
「普通のカレー」と言われると「普通のカレー」だけど、それで良いじゃないか。
スパイスカレーでも、インド系でもない、「普通のカレー」をチェーン店以外で食べられるお店だからこそ価値がある。
日常に寄り添い、家庭的だけど、家で作ると結構手間がかかるカレー。ごちそうさまでした。
稲田堤おすすめグルメ3選


店舗情報
名称: ローレル 稲田堤店
住所: 神奈川県川崎市多摩区菅2-1-6
最寄駅: 京王稲田堤駅徒歩4分/JR稲田堤駅徒歩3分
営業時間:
月〜金 11:30〜14:30/18:00〜22:00
日・祝 11:30〜15:00/17:00〜22:00
定休日: 土曜・第3金曜
席数: 13席(カウンター中心)
支払い: カード不可/電子マネー不可/QR決済不可
予算: 〜999円/1,000〜1,999円
備考: 一人で入りやすい・全席禁煙








