仙川駅周辺は、規模こそ大きくないものの、個性と実力を兼ね備えたラーメン店が点在するエリアだ。
一方で、初見だと店選びに迷いやすく、当たり外れが出やすいのも事実。
本記事では、実際に足を運んで「ここは外さない」と感じた4軒に絞って整理した。
ラーメン二郎 仙川店

仙川で二郎系といえば「ラーメン二郎 めじろ台店」出身の「ラーメン めじ」や、チェーン店の「ぶっ豚 仙川店」などがあるが、やはり直系は外せない。

「ラーメン二郎 仙川店」は、直系二郎の中でも 3番目にオープンした歴史ある店舗。
初代店主である松田氏は慶應志木高のOBで、応援指導部出身という慶應の二郎ファンの代表だったがお亡くなりなり、いまは二代目が切り盛りしている。
「仙川ブラック」と呼ばれる漆黒の非乳化スープが特徴で、醤油ダレに生姜のアクセントを効かせつつ、豚出汁の効いた出汁が味わい深い。
麺は平打ちの硬めの太麺で食べ応えあり。量は二郎のなかでもかなり多い。
野菜はキャベツ多めでクタクタに煮込まれ、豚は厚切りの塊が2枚入る豪快仕様。
非乳化好きにはたまらないガッツリ二郎を堪能できるお店。

支那そば めでた屋

創業は1988年と仙川のラーメン店のなかでも歴史が長い。
店主は多くの弟子を輩出した浜田山の「たんたん亭」出身。
節・鶏ガラ・豚骨・干しエビなどをじっくり煮込んだ澄んだスープは、適度な動物系をベースに醤油による酸味が印象的。
塩味は穏やだが、決して薄味ではないギリギリのラインで抑えられており、まさに毎日飲めるスープといった感じ。
シコシコとした歯ごたえの中細縮れ麺をすすれば、鼻から抜ける煮干の香りがなんとも心地よい。仙川で王道の醤油ラーメンがいただける。

麺処かず屋

メニューは主に醤油、塩、煮干し、まぜそば、つけ麺など多岐にわたる。
ハーフにするとトッピング一つサービスしてくれる。
鴨と大山鶏を使った出汁で動物系の旨味に溢れている。醤油らぁ麺はそこに醤油の仄かな酸味とコクがしっかり抱き合っている見事な完成度。
カネシン食品の麺は全粒粉入りの中細ストレート麺でパツッと歯切れが良く小麦の風味がスープと合っている。
低温調理の豚方ロースや鶏胸肉、「マキシマムこいたまご」を使った味玉までクオリティの高い一杯がいただける。

武虎家 暁 仙川店

仙川で家系ラーメンと言えば「横浜家系ラーメン 龍神家」や「せい家 仙川店」があるが、個人的におすすめしたいのが「武虎家 暁 仙川店」。
「武蔵家 綾瀬店」で基礎を学び、2012年に創業した家系ブランドで、現在では綱島・尾山台にも展開し、この仙川店は2021年にオープンした店舗。
スープはサラッとしているが、鶏油もそこそこに、カエシはキレを立たせておりマイルドな動物系のなかにキリッとした醤油の旨味がある。
細い部類に入る酒井製麺はグッと密度の高い小麦感を堪能できる。
低温調理チャーシューはふわっと柔らかく、直系のものよりもブラッシュアップされている。
トータル、クオリティの高い堂々たる一杯がいただける。

仙川は選択肢が多い街ではないが、だからこそ外さない店を知っているかどうかで満足度が大きく変わる。
本記事で挙げた4軒は、少なくとも「後悔しない」選択肢だと思います。
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