鮨のイメージが全くない上野。
本日は上野駅広小路口より徒歩1分のビルの8階にある「すし尽誠」へ。
非常にカジュアルな雰囲気で気軽に本格的な鮨をいただける敷居が少し低めのお店。
コースは4種類あり、一番下のコースで税込8,800円というかなり良心的な金額で鮨をいただける。
店長曰くカウンター席があるのに予約はテーブル席から先に埋まっていくらしい。
コロナ禍もあって個室の需要は高くなりそうだ。
本日は極みおまかせ握りコース 17,800円を。
以下、いただいた料理。
中トロ
境港。夏だけど脂はパワフルで強い。
シャリに使う酢は赤酢と3年熟成させた黒酢を混ぜたもので力強い脂の鮪をしっかりと受け止める。
握りとしてはやや小ぶりで食べやすい。
真鯛
塩水で〆て二日目。しっとりとして柔らかく瑞々しさが残る。
酒肴4品
燻製された長崎のカラスミ、蒸した蝦夷鮑、ジュンサイとフルーツトマト、クリームチーズを挟んだいぶりがっこ。
お造り
赤身、イサキ、水蛸。
柑橘は宮崎のへべす。カボスより皮が薄いのが特徴。
金目鯛
銚子。炙った皮目の香ばしさ、脂による甘み、煮切り醤油、シャリと全てがガッツリと旨味の調和を果たす。
白烏賊
夏が旬の白烏賊は甘みが凄く強い。
シマアジ
ノドグロの青柚子焼き
笹切りは職人の包丁捌きが活きる。
雲丹3種
贅沢ですな。
ノドグロ
塩してほどよく脱水。旨味だけが残ってます。
大トロ
キンキ
食感はしっかりと。
蟹と生海苔の茶碗蒸し
車海老
穴子
玉子焼き
シフォンケーキの様な。
トロタク巻き
赤だし
魚と鰹出汁で割ったもの。
本日のお酒
お会計約23,000円。
昨今の高級店ブームに疲れた人、本格的な鮨デビューの人、その日にフラッと鮨が食べたい人などターゲットは多岐に渡る。
価格帯も高過ぎず、安過ぎずの絶妙な塩梅と適度なカジュアルさが上野の客を呼ぶ。
鮨屋も色んなお店があっていいと思います。ごちそうさまでした。
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