紹介制?会員制?
なかなか謎に包まれたお店「シン・トリテル」の貸切回に参加させてもらった。
品川時代からこちら大森に移転し、店内は常に常連で賑わっている。
口コミサイトへの掲載はNG。お仕置きされます。
この店に来れるのは常連に連れてきてもらうか、店主の青木さんとFacebookで繋がっている人のみ。
店主:青木良文さん
鳥問屋で解体から串打ちを学び、その後「鳥てる」(品川/伊勢廣系列)で腕を磨いたのがキャリアの出発点。
その後も「伊勢廣」系の名店を数軒渡り歩き、自身のスタイルを築いている。
コースはおまかせ一本のみでお酒はなんと飲み放題。
さて、この「シン・トリテル」の魅力を存分に紹介致します。
2022年10月訪問
まず最初に目の前に出されたのがお弁当箱。
パカっと蓋をあけると大人も子供もみんなが喜ぶ具沢山のお弁当。
ここではご飯は食べず上のおかずだけを食べながら少しづつ焼鳥をご飯の上に乗せていく。
するとお土産用として最後にはオリジナルの鶏弁当が完成するというシステム。
これは当初、青木さんが「焼鳥屋」か「弁当屋」のどちらかになりたかったらしく、それら二つの夢を同時に叶えた形である。
さて、今日の正肉は淡海地鶏。いつもは京赤字鶏だそうだ。以下、いただいた料理。
ササミ
おぉ、サイズデカい!
左側が塩で右がタレ。梅や山葵、紫蘇がついてるのでそのまま食べても良し。海苔で巻いても良し。
こんなに大きいのに中はレア気味でしっとりと焼き加減は流石です。
とにかくポーションがデカイ笑
はじめて来た人はまずこのサイズ感にビックリするそうだ。通常の焼鳥の2、3倍の大きさである。
レバー・ハツ
銘柄鶏のレバーなんだけど上下をハツで止めたもの。
タレをくぐらせてから焼いている為タレの味もよくのっている。よく焼かれているのにパサつきが一切ない。流石。
丁寧に手塩を。
伝わる?
弁当箱と比べるとこのサイズ感がよくわかる。
皮はパリッと、ハリがある肉質、肉実はジュワり、口内に旨味が広がる。
ただ単にデカいだけじゃない。口いっぱいに地鶏を感じる満足感がある。
軟骨
肉つきの軟骨。胡麻油、五香粉などを使った中華っぽい味付け。
肩、手羽
毎回めちゃデカイ。なので全部は食べずに少しづつご飯の上にのせていく。
エルフランス
カレー味。
胸肉
裏返すと…
ニンニクの芽と唐辛子が。ピリッと辛くてジャンクな味わいが、ハマる。
この日は焼鳥達人の会の青木会長、渋谷の「とり茶太郎」金子夫妻、三田の「焼鳥 嘉とう」加藤夫妻などが集まる貸切会。青木さんも終始楽しそう。
手羽
薬味はハリッサに何かを加えたもの。スパイシーでこれが病みつきになります。
お弁当完成。
明日の朝飯はガッツリだな。
鶏ドッグ
トリテル名物の鶏ドッグ。当たり前だけどパワーがある地鶏を使ってるので旨味もハリもある。お惣菜とは別物ですな。
鶏スープ
お会計は一人9,500円。
色々ビックリしたけどお会計にもビックリ。飲み放題だから金額が跳ね上がらないのは有り難い。というか常連さんが通うのがよくわかる。
焼鳥屋が高級化する一方でこの値段とかざることがない雰囲気。唯一無二の個性を放ち常連さんから愛される青木店主。また来ます!ごちそうさまでした。
2023年4月訪問
私はこの店の雰囲気が好きだ。
カウンター横一列のみ。店内はかなり狭く、トイレに行くにはかなり大変だ。
おかげで客同士の距離は近く最後にはみんなで笑い合っている。
青木さんの放つ独特な空気感がそうさせるのだろう。
無類の弁当好きが高じて最初に登場する弁当箱。パカっとあけて中の具材を食べながら焼鳥が焼けるのを待つ。
飲み物は飲み放題。いくら飲んでも金額は変わらないのもいい。
焼き上がった串はどれも見たこともないくらい巨大だ。大味でなく、しっかりと技術が詰められている。
全部食べないで少しづつ弁当のご飯の上に乗せていく。
最後にはオリジナル弁当が出来上がるシステムだ。配置なんかも凝ってしまう自分がいる。
所々にスパイスを駆使し、全くダレさせない。
最後の鶏ドッグも絶品。
超満腹で店を出る。もちろん弁当箱を持って。
お会計は9,500円。毎回変わらない金額だ。
明日の昼飯も面倒みてくれるなんて最高な店じゃないか。また来ます。
2024年1月訪問
なんだかんだ僕も定期的に通わせてもらうようになりました。
無類の弁当好きな青木さん手作りのお弁当。
ここに乗っているおかずをつまみながらバカでかい焼き鳥をここに乗せてオリジナル弁当を完成させる他に類をみないスタイル。
飲み放題つけるとトータルで9,500円ポッキリ。飲みまくって一万円で500円のお釣りが来るって最高のお店やないかい。
おかけで最後記憶飛んだ。今年もあと何回来れるか。ごちそうさまでした。
2025年6月訪問
こうして過去の記事を振り返ると青木さんの髪の毛の伸び具合が毎回違ってて面白い。
なぜなら一年に一回しか髪の毛を切らないからだ。
ニンニクが効いた唐揚げ、すげぇ美味い。これだけで完全に当て。
木曜日は淡海地鶏なんです。
だから旨味も濃い!
ここに来ると毎回記憶がなくなってる。出てくる焼酎も旨い。なにより楽しいからだ。また来ます。
店舗情報
店名:Sintolitel/シン・トリテル
ジャンル:焼き鳥(完全おまかせコース)
住所:東京都大田区大森北1-3-1
最寄駅:JR京浜東北線「大森駅」
徒歩3分 席数:カウンターのみ10席程度
予約:完全予約制・会員制(電話予約もしくは紹介)
決済:現金のみ(カード/電子マネー不可)
シントリテルの動画
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