広島・広島市中区にある「お好み村」内の4階に位置する「厳島」。
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このお好み村はお好み焼き屋が集合するフードテーマパーク。
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この日は平日で時間もピークタイムを過ぎていたこともあり難なく入店できた。しかし外国人が多い。
このビルが建ってからこちらは32年も営業しているようです。
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さて、広島風お好み焼きだが、同じお好み焼きでも大阪風のお好み焼きとは全くの別物と考えて方がいい。
そもそもお好み焼の始まりは、戦前に庶民の間で親しまれた「一銭洋食」という食べ物である。
大正から昭和初期、駄菓子屋のおばさんたちがおダシ入の水で溶いた小麦粉を鉄板で焼き、ネギなどを乗せてさらに焼き上げ、ソースをかけ、おやつとして一銭で販売されていた。
いわばお好み焼きの前身であり粉モノの元祖にあたるものだが当時はソースをかければみんな洋食と考えられていた時代。一銭で買える洋食すなわち「いっせんようしょく」と呼ばれ、多くのこどもたちに親しまれていた。
食事として食べられるようになったのは、戦後のこと。
新天地広場をはじめ、市内一円の屋台や自宅の一部を使ったおかみさん一人の店などでは、栄養不足を補うために、具としてキャベツや卵、魚介類、そば、うどんを入れるなど工夫を重ね、今の広島風お好み焼が誕生した。
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オーナーさんと女性の二人で営業。
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お好み焼きはわざと傾けることでキャベツを蒸し、潰すことで水分を出すなど論理的に説明してくださるのですごく勉強になった。
・ぶたキムチ 880円
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キムチの酸味と豚の脂、やっぱり豚キムってよく考えられた組み合わせだ。
・カキバター焼き 1,100円
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・特製スペシャル 1,600円
肉・玉子、そば、生いか、生えび
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マヨネーズは自分たちでかける。
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生地、そば、キャベツ、具材全てが一体感のある仕上がりなのは流石です。
キャベツ水分飛ばしてるから臭みもない。
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生地を食わせる大阪風とは異なり、広島風は口内調理なのかも。
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流石です。作り手によって全然完成が異なるお好み焼き。まだまだ勉強させていただきます。
このあとは「八昌」へ。ごちそうさまでした。
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