キャンプ帰りに静岡・富士宮市の名物である富士宮焼きそばを食べに「むめさん」へ。
富士宮焼きそばはご当地B級グルメの先駆け的存在であり、町おこしイベントであるB-1グランプリでは2回連続で一位を獲得している(一位とっても何回でも出れるんだ)。
このイベント後はかなりの経済効果があるようです。確かに「富士宮」って言ったら「富士宮やきそば」が出てくるもん。というかそれ以外出てこないけど。
お店は山の中の通り沿いにあり、日曜の昼時で満車かと思いきや、駐車場残り一台空き。やったー。
カウンターは鉄板があって作れるところをみれるが、今回は家族連れということもあり、横にあるはなれっぽい座敷に通された。
窓は開けっぱなし。扇風機があってなんだか開放感あります。
メニューのお好み焼きにも惹かれるがここは初志貫徹で焼きそば一本で。
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富士宮焼きそばの特徴
富士宮の焼きそばは富士宮やきそば専用の蒸し麺(主に、めんの叶屋・曽我めん・マルモ食品工業・さのめんの四社)を使用することが条件付けられている。
通常のやきそばの麺は、蒸してから、茹での工程で製造されるが、富士宮の場合は蒸してから茹でずに冷やしとすることで、水分が少なくコシのある麺になるそうだ。
これはもともと、終戦直後に日持ちする麺を作るために確立した製法なんだとか。
さらに肉かす、キャベツなどの野菜を鉄板で炒め、最後に削り粉をかけるというもの。
肉かすと言うのは聞きなれないけど、豚の背脂のことで、油分を抽出した残りかすのことを指す。
この削り節は鰯や鰹の削り粉など厳密に決まってないようだ。
この肉かすと麺、キャベツ、削り粉で作られたものが富士宮焼きそばである。
実食
・いか肉玉 830円
目玉焼きが乗った素朴な見た目。
削り粉は鰹節だ。最初に麺を啜れば鰹の香りが鼻を抜ける。
こちらでは特にコシの強い曽我めんを使用。平打ち麺で食べてみると一般的な麺よりもはるかに強くてハード系の弾力。へぇ、こりゃ特徴的だ。
個人的にはもっとモチモチしてる麺の方が好きなので好みからは外れるけどこの硬い麺がいいんだよと言う人はいそうです。
さらにキャベツはザク切りのお店が多い中、麺に絡みやすい様に千切りにしてある。麺とキャベツをワシワシと。
ソースからの鰹粉なのでいずれにせよ少し味は濃い。テーブルのマヨネーズで中和させてもいいかも。
確かに麺が特徴的ではあるけどそれ以外は一般的な焼きそばです。有名だから一回は食べておくにはいい経験かと。
確かコンビニでカップ麺の富士宮焼きそばが売ってたな。コンビニ麺はどんな感じだろ?今度買ってみるか。ごちそうさまでした。
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