愛知・名古屋の味仙という事で「味仙 JR名古屋駅店」へ。
場所は名古屋駅の「うまいもん通り 太閤通口」内。
これで名古屋での味仙は矢場店、大名古屋ビルヂング店に続き三軒目の訪問となる。
1960年の創業以来、名古屋で親しまれてきた言わずと知れた台湾料理店で東京にも店舗あり。
どこも変わらねーよと思ったけど明らかに美味しいと感じない店もあり、やっぱり店舗によって個性はあるようだ。
平日の11時45分に到着。待ちは10人だが回転率も良く、10分も待たずに入店しテーブル席に通された。
台湾ラーメンなんだけど辛さのレベルがあってそれぞれ呼び名がある。2倍はイタリアン、3倍はメキシカン、4倍はアフリカン、そして最終レベルがエイリアン。
東京神田店でメキシカンを食べてエライ目にあったので今回は2倍のイタリアンをオーダー。
その前に定番の瓶ビールもね。
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・キリンクラシックラガー 650円
確かに喉が乾いてるというのもあるが、これを飲む事で渇望した食欲を呼び起こすのが目的である。
しかし隣の席の若い女性2人は辛さでヒーヒー言っている。
目の前のサラリーマンはむせまくってる。
なんちゅう光景だ。みんなわざわざ来てSHIGEKIにヤられてるじゃないか。
そして明らかに持ってくる直前にお姉さんが辣油かけてるの見てしまった。あれだな。
・台湾ラーメン イタリアン 880円
赤い。唐辛子の量が明らかに多い。そうか、単純に2倍だもんね。
具材はニラ、挽肉、モヤシという超絶シンプルな構成。唐辛子とニンニクがやたらと挑発している。
余計なものはいいからこの刺激的なスープを味わいなさいよという感じか。OK。
まずはレンゲでスープを一口。
ややオイリーさを感じ、そのあと一気にカプサイシンが舌の細胞内にある感覚センサーTRPV1に反応する。
はやい。
普通はカプサイシンがこの感覚センサーに反応するまでタイムラグがあるはずだが、はやいのはそれだけ刺激が強い証拠である。
勿体ぶった言い方はやめよう。つまりかなり辛いのだ。
このイタリアンは感覚的に蒙古タンメン中本の北極レベルか、それ以上か。
だがこれ以上辛いと単なる我慢比べだ。私はもう我慢比べをするつもりはない。
旨さと辛さの折衷案を探れば個人的にはここら辺が妥当だろう。
中細のストレート麺をリフトする度に挽肉、唐辛子、ニンニク、ニラを持ち上げる。
食べるごとに口内は唐辛子の刺激に支配されている。出汁は鶏ガラだとかそういうのはもうどうでも良くなる荒業ラーメンである。
美味しい、美味しくないではなく、無性に身体が欲する系ラーメンとして抜群の安定感ではなかろうか。
もっと酔って食べたらさらに印象が変わりそうだ。ある意味で大味。だがこれでいい。これが良い。
正直言うと量は少ない。ここら辺を指摘する人もいるがこれ以上刺激物欲しいですか?ごちそうさまでした。
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