大塚駅南口より徒歩5分ほどの「創作麺工房 鳴龍」。2017年からミシュラン一つ星を獲得し続け、カップ麺にもなっている言わずと知れた坦々麺と醤油ラーメンの超有名店。
平日13時到着で20人以上の大行列。うそん…自分が言うのもなんだけどみんな仕事しようよ…
行列の中には外国の方もちらほら。ミシュラン効果デカイな。
やってきては行列を見て諦めて去っていく者もいるが私は諦めない。今日はまぁまぁ時間があるのだから。
時間に余裕がある人、そして物凄い行列に耐え得るだけのメンタルを持ち合わせてる人のみがこちらのラーメンをいただけるわけだ。
しかし恐ろしく回転率が悪い。この寒さの中、外国人達もなかなか根を上げない。これだけ待って彼らの口に合わなかったらどうしよう。いい思い出で帰国して欲しいな。なんて謎の感情。
なんと待つこと1時間半経ってようやく着席。どんだけぇ。まじで凍えそうだった。目の前の中国人女性は小刻みにジャンプするという独特な身体の温め方をしていた。うん、気になる。
坦坦麺 1,000円
具材は青葱、挽肉のみ。余計な具材はなし。色んな方向に意識がいくより麺とスープに集中して欲しいという信念みたいなものを感じる。
スープは丸鶏や牛骨などの動物系と牡蠣や節系、昆布などを合わせたもの。
見た目に反してレンゲですくったスープは清く透明感がある。味わってみると酸味と辛さ、自家製芝麻醤と辣油の香りが凄くバランスがいい。
細めの自家製麺は加水率低く、ボソッという歯応え。麺をリフトする度に挽肉も絡み持ち上がる。
ちょっと待てよ?スープが明らかに変わってきた。なるほど、胡麻味噌が下に溜まってて徐々にスープに溶けていくわけだ。おかげであっさりめなものから濃厚な坦坦スープのグラデーションを楽しめるようになっている。
ナッツやひき肉を絡めながら適度な辛さを堪能。ダレることが多い坦々麺だけど食べれば食べるほど美味くなっていく。胡麻味噌が主張してきた分、酸味は影を潜める。選手交代だ。
流石よく考えられてるなぁ。あっという間に完食、完飲。
並び1時間半、食事5分。美味しかったけどあっという間。これがラーメンの悲しきところ。ごちそうさまでした。
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