【東京・大森】Sintolitel (シン・トリテル)「弁当から始まる唯一無二の焼鳥コース」

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焼鳥

紹介制?会員制?

なかなか謎に包まれたお店「シン・トリテル」の貸切回に参加させてもらった。

品川時代からこちら大森に移転して約一年が経過。店内は常に常連で賑わう。

口コミサイトへの掲載はNG。お仕置きされます。

この店に来れるのは常連に連れてきてもらうか、店主の青木さんとFacebookで繋がっている人のみ。

青木さんは青山の「鳥政」などで修行してきたこの道20年の大ベテラン。

コースはおまかせ一本のみでお酒はなんと飲み放題。

まず最初に目の前に出されたのがお弁当箱。




パカっと蓋をあけると大人も子供もみんなが喜ぶ具沢山のお弁当。

ここではご飯は食べず上のおかずだけを食べながら少しづつ焼鳥をご飯の上に乗せていく。するとお土産用として最後にはオリジナルの鶏弁当が完成するというシステム。

これは当初、青木さんが焼鳥屋か弁当屋のどちらかになりたかったらしく、それら二つの夢を同時に叶えた形である。

さて、今日の正肉は淡海地鶏。いつもは京赤字鶏だそうだ。以下、いただいた料理。

ササミ

おぉ、サイズデカい!

左側が塩で右がタレ。梅や山葵、紫蘇がついてるのでそのまま食べても良し。海苔で巻いても良し。こんなに大きいのに中はレア気味でしっとりと焼き加減は流石です。

とにかくポーションがデカイ笑

はじめて来た人はまずこのサイズ感にビックリするそうだ。通常の焼鳥の2、3倍の大きさである。

レバー・ハツ

銘柄鶏のレバーなんだけど上下をハツで止めたもの。

タレをくぐらせてから焼いている為タレの味もよくのっている。よく焼かれているのにパサつきが一切ない。流石。

丁寧に手塩を。

伝わる?

弁当箱と比べるとこのサイズ感がよくわかる。

皮はパリッと、ハリがある肉質、肉実はジュワり、口内に旨味が広がる。ただ単にデカいだけじゃない。口いっぱいに地鶏を感じる満足感がある。




軟骨

肉つきの軟骨。胡麻油、五香粉などを使った中華っぽい味付け。

肩、手羽

毎回めちゃデカイ。なので全部は食べずに少しづつご飯の上にのせていく。

エルフランス

カレー味。

胸肉

裏返すと…

ニンニクの芽と唐辛子が。ピリッと辛くてジャンクな味わいが、ハマる。

この日は焼鳥達人の会の青木会長、渋谷の「とり茶太郎」金子夫妻、三田の「焼鳥 嘉とう」加藤夫妻などが集まる貸切会。青木さんも終始楽しそう。

手羽

薬味はハリッサに何かを加えたもの。スパイシーでこれが病みつきになります。

お弁当完成。

明日の朝飯はガッツリだな。

鶏ドッグ

トリテル名物の鶏ドッグ。当たり前だけどパワーがある地鶏を使ってるので旨味もハリもある。お惣菜とは別物ですな。

鶏スープ

お会計は一人9,500円。

色々ビックリしたけどお会計にもビックリ。飲み放題だから金額が跳ね上がらないのは有り難い。というか常連さんが通うのがよくわかる。

焼鳥屋が高級化する一方でこの値段とかざることがない雰囲気。唯一無二の個性を放ち常連さんから愛される青木店主。また来ます!ごちそうさまでした。

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