東京・新宿にある「ラーメン二郎 新宿小滝橋通り店」。
新宿西口、小滝橋通り沿いにある直系二郎のひとつ。
1999年2月8日にオープンし、“小滝橋の二郎”として長く親しまれてきました。
ラーメン二郎の歴史
「ラーメン二郎 三田本店」は、1968年に創業者・山田拓美氏(通称「総帥」)が東京都目黒区の都立大学駅近くで開店した「ラーメン次郎」が始まり。
その後、1971年に三田の地に移転し、看板の誤記により「ラーメン二郎」となりました。
このとき、直さずにこのままいくところが山田さんっぽい。
1996年には道路拡張のため現在の港区三田2丁目に移転。昼の部では創業者の山田氏も厨房に立ち続けており、その姿を一目見ようと訪れる「ジロリアン」も少なくない。と言うかもはや妖精レベル。
ラーメン二郎の特徴であるボリューム満点のラーメンは、学生を中心に支持を集め、現在では全国に40店舗以上の直系店が存在する。
新宿小滝橋通り店について
1999年2月8日にオープンし、二郎としては6番目の店舗。
かつては「有限会社ジローフードシステム」が屋号「ラーメン二郎」で展開していたフーズ系店舗の一つでしたが、2003年の商標登録以降、フーズ系の残存店舗は「神田店」のみとなり、小滝橋通り店は本部直営体制に移行。
一時期は「二郎の中で最もマズイ」と不名誉なフレーズがジロリアンのなかで流れいたが、いまは挽回している。おそらくフード系から離れてからだろう。
カウンター約13席+テーブル6席。
平日・土曜は11:00~22:00、日祝は11:00~21:45まで通し営業。元日は休業のみ。
アクセス
都営大江戸線「新宿西口駅」D5出口より徒歩2分 丸ノ内線「新宿駅」D5出口より徒歩2分 西武新宿線「西武新宿駅」正面口より徒歩3分 JR「新宿駅」西口より徒歩10分
こちらは他店と少しだけ異なる点がある。
・メニューにつけ麺がある。
・トッピングは食券を渡した時に確認される。
・水はカウンターにポットがある。
・二郎のカウンターは赤が定番だが、こちらは緑。
ラーメン 1,000円 2025年8月訪問
平日の16時45分ごろに訪問で空席あり。ここは通し営業なのがありがたい。
BGMはラジオ。男性店員さんは3名。
ラーメンの値段は1,000円と二郎の中でも高め。
本店の方が安いというのもなんだか面白いですね。本当に二郎は個々の店舗で任せてるのがよくわかる。
・ラーメン 1,000円 ニンニク少し
野菜の上に豚が3枚ほど乗っている。
豚は20年以上前はもっと薄いカットだったが厚くなったなぁ。
野菜は9割がモヤシ。シャキッと食感よいが、スープに浸さないと味はない。
スープは液体油多めの微乳化タイプ。
FZのキレはあるがそこまで強くなく全体的にぼやっとしている印象。
辛味の効いたニンニクでキレが増す。
麺は昔の新代田二郎のような太ストレート。
これも明らかに昔より太くなっている。少し硬めに茹でられいる。麺の香りはあまりない。
豚は適度なホロっと感と脂。
全体的な印象としては二郎っぽくない。まるで「インスパイア系の二郎」を食べてるみたい。
やはり麺が決定的に他の二郎と異なるからか。20年前とは全然別物です。ごにそうさまでした。
ぶた入りラーメン 900円 2018年12月訪問
「2018年の最後にラーメン二郎でも」ということで新宿小滝橋通り店へ。
時刻は23時前。営業時間が23時までなので滑り込みセーフ。
店内は満席だ。みんな考えることは同じか。
23時で「お客さんで最後ね」。
あぶねぇ。
ではガッツリと「ぶた入り」でも。
ここは先にトッピングを聞かれる。明日は休みなので「ニンニク」と伝える。
・ぶた入りラーメン 900円
小滝橋通りの盛りは控えめ。けどこの位でいいんだよ。
豚は数年前に比べてだいぶ良くなった。
昔はペラペラだったし。
定番の刻みニンニク。
まるでドローンで撮影した富士山。
微乳化スープもいい塩梅。
ボヤッっとしているけどニンニクを混ぜると一気にキレが増す。
やはりニンニクありきの一杯だ。
麺は平打ちストレート。
オーションのクニュっとした食感がひたすら心地よい。
豚はジューシーでホロホロ。美味いぞ、小滝橋通り。
ニンニクと絡めて下品にバキューム。
いいんだ、二郎の前で品なんていらねぇんだよ。
食べながらアドレナリンが出ている。
「明日は休み、二郎、ニンニク」この三拍子が幸せ。
昔の小滝橋通り店とはまるで別物。
やはり豚のクオリティが上がったおかげでだいぶ印象が変わった。
2018年もお世話になりました!
ぶた入り 900円 2018年8月訪問
本日は新宿小滝橋通り店へ。夜の9時半。
だけど店内ほぼ満席。
数年前まで二郎の中でワースト1位という不名誉な評価をもらっていたがこの客の入りを見ていたらそれが今は少し変わったみたいですね。
食感を購入し席につくとすぐにトッピングの有無を聞かれる。この店はラーメン提供時でなく最初にトッピングを聞かれます。
店員は3名。なんだか楽しそうに働いてます。
・ぶた入り 900円 ニンニク
本日は酒も入ってるのでテンション高めでぶた入りを。
明らかに昔の小滝橋通り店の豚よりも大きくなっている。
(昔の小滝橋通り店の写真は一番下に貼ったのでご覧いただきたい)
明日は休みなのでがっつりニンニクを。
日曜の夜に二郎でニンニクを入れるという背徳感。
スープは非乳化よりの微乳化で優しめ。
正直ボヤッとした味だ。
豚はホロホロでトロトロ。美味い。
昔の豚とは厚みも全然違う。
多摩系の二郎とは違い、物凄いデカイわけじゃないけど実はこの位の量でちょうどいい。
麺は標準より細めの平打ち。
クニュっとしたオーションの独特な食感がいい。決してデロっているわけではない。
量はそこまで多くない。正直言うと自分には適量です。
ニンニクが絡むとこの微乳化スープもビシッと引き締まる。
逆にニンニクを入れないとパンチが足りない。
ニンニクありきのスープなのかも。
天地返しをしてニンニクを絡めて一気にバキューム。
もう怖いものはない。
酔ってても小滝橋通り店は余裕で食べられます。
二郎には珍しくレンゲもあるのでスープまでいってしまった。
ごちそうさまでした!
以前の新宿小滝橋通り店(2014年当時)
明らかに違うのはやはり豚ですね。
豚っていうか普通のラーメン屋のチャーシュー。改善されてよかった。
基本情報
住所:東京都新宿区西新宿7-5-5 1F
アクセス:都営大江戸線「新宿西口駅」D5出口より徒歩約2分/東京メトロ丸ノ内線「新宿駅」D5出口より徒歩約2分/西武新宿線「西武新宿駅」より徒歩約5分/JR新宿駅(西口)より徒歩約10分
営業時間:11:00〜22:00(ラストオーダー21:45頃)
席数:全18席(カウンター約12席+テーブル席6席)
予算:\1,000〜\1,300
決済:現金のみ(カード・電子マネー不可)