東京・蒲田にある家系ラーメン店「ラーメン 環2家 蒲田店」。
神奈川県横浜市港南区にある家系ラーメン店「ラーメン 環2家」の支店。
蒲田駅徒歩2分の好立地でありながら、本家・吉村家直系の看板を掲げるお店。
蒲田には「らーめん飛粋」や「横浜家系ラーメン 大輝家」など美味しい家系ラーメン店があってちょっとした家系激戦区になっている。
歴史と「直系」復帰の背景
本店創業:2000年、横浜市下永谷の環状2号線沿いに「環2家」本店として開業。
暖簾分け:吉村家直系の鶴巻氏が立ち上げたが、2015年に一時閉店。
その後つけ麺玉グループの経営に移りリニューアルオープン。
蒲田店オープン:2021年3月31日、都内2号店として蒲田に開業。
オープン2か月後の2021年5月には、吉村家公式から「直系復帰」が発表され、都内初の直系店として大きな話題に。
ちなみに一度直系から外れたにも関わらずなぜ直系復帰になったかは不明。
ラーメン 小 900円 2025年7月訪問
平日18時半で外待ち6名。15分くらい待って19時ごろ着席。
見てると麺上げは平ザルではなく、テボだ。直系でいいのかな?まぁ「平ザルだから旨くなる」とかはあまり感じないので特に問題はないが。
・ラーメン 小 900円
黒丼にチャーシュー、立体的な盛り付けのほうれん草、ピンとした海苔3枚と定番の盛り付け。
鶏油艶かしいスープはまさにギュッと濃縮したような醤油ダレのキレを感じる濃厚動物系。
丁寧に抽出された鶏ガラ、豚骨は臭みなくマイルドであり、旨味が強い。さらにガツンとカエシが効いておりこれがまさに「しょっぱ旨い」を実現している。
普通に考えたらしょっぱいです。なんでこんなに味を濃くするんだろう?と思うけどこれが吉村家直系なのです。デスクワーク向きじゃなく肉体労働者が好む味付けなのです。
酒井製麺の平打ち麺は短いです。これは結構特徴的かも。
みっちりと小麦の密度は高くスープをしっかりと持ち上げます。
スモーキーな香りのあるチャーシューは硬い。とにかく直系あるあるで、チャーシューのクオリティはどこもこんな感じ。なんで?
確かにスープが脂ギッシュなのでジューシーさはいらないしサッパリとしたもも肉なのも理解できるが、この硬さはもっと改善の余地があると思う。
ほうれん草は柔らかいがしっかりと食感が残っている。
この日は二軒目だったけどいい意味でも悪い意味でも都内でしっかりと吉村家直系の味を引き継いでいる。それこそが価値なのかもしれない。ごちそうさまでした。
店舗情報
店名:ラーメン 環2家 蒲田店
住所:東京都大田区西蒲田7-1-10
電話:03-6424-7703
アクセス:
JR京浜東北線・東急池上線「蒲田駅」西口より徒歩約2分(約134m)
営業時間:
11:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:
毎月第2月曜・第4月曜
※該当日が祝日の場合は翌日火曜休業
席数・設備:
カウンター8席/禁煙
※駐車場なし
予約:不可(食券制)
予算:
¥800~¥1,250(ラーメン小¥800~大¥1,050、チャーシューメン小¥1,000~大¥1,250)
支払い方法:
現金のみ(カード・電子マネー不可)