東京・東麻布にある鮨屋「東麻布 天本」。
横一列のカウンター。目の前では鰹を炭で炙る天本大将。客足来も見事。
かつて「海味」で研鑽を積まれ、いまや食べログでもGOLDを獲得する日本を代表する鮨屋となったが、
まぁ、そんな説明は今更だし評価が先行して期待して行くとロクなことにならないのは長年の経験で知ってるので何も考えずに訪問する。
もはや庶民が頑張っても行けるような鮨屋ではない。ここに来れる方は「繋がり」がないと来れない所謂「持ってる人」。これもいまの鮨屋の形なのか。
店の大きさに対してスタッフの数も多く接客も行き届いている。
凛とした空気感の中、常連さんとニコニコ話す天本大将。
季節を知らせる魚はどれも一級品。香りも抜群。
2時間が経ったところでようやく握りへ。2時間。鮨屋でこの時間経過は多分はじめて。
シャリは塩と酸がバキッとキマったものでネタと見事に調和。握りの形も綺麗です。
藤田さんの鮪は藤田さんの鮪の味がするし、
天本でもしっかりとその存在感を放っていた。
そのなかでもこの日は舞阪の新子がフワフワで抜群だった。新子ってこんなに美味いんだ。と改めて思わせてくれる新子だった。
お決まりの天本の車海老も含めて、かなりのボリューム感と旨味の連続、そして天本さんの接客。そりゃ人は来るわな。
と言うか非の打ち所がないお店です。欠点が見当たらない。
高級店ってどんなに旨くても一つ気になる事があると自分の中で悪いイメージが先行してしまうんだけど特に見当たらなかった。3時間は長い事以外。
とは言ってもコースは約5万円で予約もほぼ取れないお店なので絶対的に気軽にはこれないのだけども。
ごちそうさまでした。また機会があれば。
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Bitly
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