神奈川・川崎にある「ラーメン二郎 京急川崎店」。
ラーメン二郎の歴史
「ラーメン二郎 三田本店」は、1968年に創業者・山田拓美氏(通称「総帥」)が東京都目黒区の都立大学駅近くで開店した「ラーメン次郎」が始まり。
その後、1971年に三田の地に移転し、看板の誤記により「ラーメン二郎」となりました。
このとき、直さずにこのままいくところが山田さんっぽい。
1996年には道路拡張のため現在の港区三田2丁目に移転。昼の部では創業者の山田氏も厨房に立ち続けており、その姿を一目見ようと訪れる「ジロリアン」も少なくない。と言うかもはや妖精レベル。
ラーメン二郎の特徴であるボリューム満点のラーメンは、学生を中心に支持を集め、現在では全国に40店舗以上の直系店が存在する。
こちらは2001年4月25日にオープンした支店。
場所は京急川崎駅から徒歩8分ほど。
店舗情報
住所 〒210-0001 神奈川県川崎市川崎区本町2-10-1
アクセス 京急本線・京急大師線「京急川崎駅」徒歩6分 JR京浜東北線・南武線・東海道線「川崎駅」徒歩12分
営業時間 月~金 11:00~14:00/18:00~22:00 土 11:00~16:00 定休日 日曜・祝日
席数 カウンター10席
喫煙 禁煙
駐車場 なし
予算 ¥1,000~¥1,999
2025年5月訪問
平日の20時半で1席だけ空席あり。ラッキー。
二郎のなかでもそんなに並ばない二郎です。
ニコニコ店主とメガネの方のコンビ。
ピリピリ感はなく、二郎のなかでも雰囲気は穏やかです。
・小ラーメン 900円
トッピングはニンニクのみ。
盛りは比較的少なめ。京急川崎二郎はかなりおとなしいことで有名。
数十年前からその印象は変わりません。
まず、スープ。レンゲが用意されているので一口。
ヌルい。圧倒的ヌルさ。
やや乳化が進んだ微乳化タイプでカエシがキリッと主張する。
もう一つパンチを期待したがあくまで味わいはライト。相変わらずです。
麺はかなり細い。こんなに細かったかな?家系ラーメンの麺みたいだ。
おそらく二郎の中ではトップクラスに細い。府中店と対極にある店舗だろう。
クニュっと柔らかく、芯も茹で切ってある。総じて柔らかい麺である。いわゆる「デロ麺」というやつ。
豚は細切れにカットされており、赤身と脂身のバランスはいい。味付けも程よく染みており野菜とパクパクいける。
ところでこの黒い染みはなんだろう?ちょっと食欲が失せる。
麺の量はかなり少ない部類だ。おそらく300gもないだろう。
だから帰りは苦しむという事はない。本来このくらいで十分だと言うことをこの店で知る。
2014年10月訪問
まとめ
ラーメン二郎 京急川崎店は、穏やかな店主、スープのライトさ、量の少なさ、麺の細さと二郎の中でかなりの個性を放っている。
ビギナーには一番適してる店舗だろう。
当然色々な二郎があっていいし、その中から食べ手は取捨選択していけばいいだけである。ごちそうさまでした。