神奈川・稲田堤にあるラーメン店「自家製麺 麺や 六等星」。

場所は南武線の稲田堤駅を降りてすぐ。京王稲田堤駅とは少しばかり離れてるのでご注意を。
こちらの店主は「ラーメン二郎 八王子野猿街道店2」出身。
なんと営業時間を決めておらず、行くたびにメニューも違う一期一会の自由なスタイルのお店。だから客は何を食べられるかわからない。
お客さんはXの投稿を見てタイミングを見て訪問せざるを得ないため、まぁまぁ振り回される。
そういうのを含めてのアトラクション感覚のお店で、店が客をコントロールするまさに「いまの時代のお店」なんだけど僕からすると予定が崩れるのでどうしても選択肢から外れる。

しかしこの食券機は謎だ。
ほとんど売れ切れてて「限定麺3」かしかないという異常事態。

初訪問なんだけど「メニュー何になさいますか?」って何のための食券機だよ…
店員さんの選択肢から煮干しラーメンを選択した。
乱暴なスタイルだが、
「味濃かったらお申し付けください」と接客は丁寧。
・煮干しラーメン 麺少なめ 1,200円

見た目はシンプルな煮干しラーメン。
チャーシューはやや多い。

スープは、しょっぱい。思いっきりしょっぱい。
これは煮干しの塩味だと思う。
動物系の丸みはあるものの塩分の尖りはある。二郎出身だからなのか?
「しょっぱい」はラーメンにおいて中毒になる要素。
とは言え、「味薄めてください」はなんか自分のポリシーに反する。だって店主が「これが正解だ」と思ってデフォで出してきてるんだから。きっと店主はこの塩分濃度がいいと思って出してきてるんだろう。
僕の舌の感覚と違うだけだ。

麺は中太縮れ麺。塩味の強いスープをしっかりと持ち上げる。

特筆すべきなのはチャーシューだろう。普通の煮干しラーメンのチャーシューではなく、二郎を彷彿とさせるサイズ感、厚さ、枚数である。
この日はハシゴなので麺少なめにしたが、それでも一般的なラーメンよりは多めだ。
近所に住む人なら通って堀り甲斐がある店だが、遠くに住む人ならなかなかハードルの高い店だろう。
営業時間も読めない、メニューも読めないというのはそれだけ機会損失を生むスタイルだが今の所定着してるのならドMさんが通ってるのでしょう。また機会があれば。ごちそうさまでした。
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