「食べログ百名店2021」を全クリしようというしょうもねぇ企画。64店/100店
8月が終わり秋が徐々に顔をのぞかせてきた9月のはじめての土曜日。
店には11時15分に到着した。つまりオープン15分前だがそこには約30人が行列を成していた。しかも既に店は開店してるじゃないか…やれやれ…
すでに二回ほど臨時休業でフラれている秋葉原の「麺処 ほん田 秋葉原本店」。
これほどの行列は地下鉄成増の「べんてん」以来である。1時間は待つかな。持ってきた文庫本を開けて小説の世界へ入るとしようか。
ちょうど並び始めてから30分が経ったところで店員さんから食券を買うように促される。毎回食券機でデフォを見つけるのに時間を要する。醤油が1,100円。
並び始めて1時間10分でようやく着席。食券機の横にはTシャツが売っている。ラーメン屋のTシャツってどういう人が買うんだろう?
着席してから10分ほど待ってからようやく着丼。もうぐったり。
・醤油 1,100円
チャーシュー3種、葱、メンマ。
まずは煮干しなどの魚介を感じ、次にねっとりとした動物系を感じる。鶏だけじゃないな。豚骨なのか?とてもどっしりとした濃厚な旨味。だけど決して重さはない。後味がスッキリとしている。
あれ?よく味わってると最後には貝出汁のコハク酸の旨味も感じるじゃないか。
ちゃんと其々の味わいが喧嘩しておらず、かつ飲むごとに違う表情がみえる。凄い。このスープの時点で感動している自分がいる。
麺は中細ストレート麺。
滑らかでもっちりと小麦の香りも豊かだ。おまけにスープの持ち上げもいい。スープと麺がまぐわっております。
そしてこの3種のチャーシュー。どれも脂の甘さが際立ち驚くほど柔らかだ。パワーがない柔らかさではなくしっかりと旨味を伴っている。
1時間以上並ばせて全然好みじゃなかったらどうしようかと思ったが完全に杞憂に終わった。
これだけの出汁を使ってそれぞれの持ち味をしっかりとバランス良く散らしてあげるということがいかに大変か。
確かに天才と言われるだけある。美味しいラーメンでした。
また来たいけどもう並びたくない…金払ってでもファストパス制使うかな。ごちそうさまでした。
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