もの凄い店に出会った
食べログでは都内の名店をおさえて全国天ぷら部門第三位
神奈川県の川崎市宮崎台の「美かさ」
予約は一か月前に取った
一か月前でも土曜はすでに予約でいっぱい
日曜の19時半なら空いてるとのことでOT加藤と行ってきた
(OTは本当にいつ誘っても来てくれる)
最初妻を誘ったが「天ぷらは油っぽいから」と言って断わられた
「天ぷら=油っぽい」
これが完全な間違いだということを後で気付くことになる
そもそも腕のいい天ぷら職人とは何だろうか?
食材によってそれぞれ火入れの時間、タイミングはバラバラ
1つ1つの食材を熟知し、どの位揚げるのが最適かは経験値によるものであろう
毎度毎度精度を狂わせることなく
しかも素材の旨味を最大限に引き出すことができるのが腕のいい天ぷら職人だと思う
僕はこの「美かさ」の天ぷらを食べた時にまさにその条件に合致していることに気づいた
例えば海老
噛んでみると中は半生で甘味を感じる
しかも衣はサクサクときた
天ぷらにすることにより海老の旨味を最大限引き出している
キスに関しては余分な水分は抜かれ究極的にホクホク、フワフワ
水分が抜かれすぎてパサついているわけではない
非常に絶妙なタイミングを見計らっている
こんなキスははじめてだ(天ぷらのことね)
美味い素材を天ぷらにしているわけではない
天ぷらにすることで美味さを引き出しているのだ
この店ではこういった職人芸をちくいち堪能できる
しかも驚くべきことに天ぷらの下に敷く敷紙をほとんど変えないことだ
他の天ぷら屋であればこの敷紙はしょっちゅう変える
油をきっても油が染み出るのだ
だけどこの「美かさ」に関しては油がほとんど出ない
大将を見てると油をきってる動作もない
いくらでも食べられる
いや、もっと食べたい
もはやこれは神業じゃ・・・
一体どうやって揚げたらこんなことができるのか?
美味しさと技に感動しながらも
リピート確定だと固く決心するのであった・・・
以下、絶品料理の数々
むかご、そら豆、海老の頭
海老(えび味噌付き)
アスパラガス
椎茸
雲丹の大葉巻き
菜の花
白魚
ふきのとう
メゴチ
筍
蛤
貝柱と小海老の天丼
干し柿の天ぷら
お会計は二人で30,670円
もの凄いコスパだ・・・
今度は季節を変えて秋にでも来たいな
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コメント
食べログ4.4の天ぷらの高級店への誘いを、あっさり断る奥さんカッコいいですね!
日本酒とサックサクの天ぷらのマリアージュやばそう…
はじめまして
フェイスブックではAni-Jyaという名前で登録してる、横浜住みのちょっとお蕎麦にうるさい者です
品川さんのYouTube、楽しく観させてもらっております
今回の「美かさ」凄く気になるお店としてメモをさせていただきました
さて敷紙が油で汚れない件ですが、それはおそらく衣が薄いが故、余分な油が纏わっていないからだと思います
にしてもそれは技術があってからこそで、やっぱり凄いです
また美味しいお店を紹介して下さい
応援してます