東京・聖蹟桜ヶ丘に武蔵野うどんならぬ「小平うどん」という店がある。
もともと小平に本店があるので「小平うどん」という店名らしい。
小平うどん 聖蹟桜ヶ丘店 は、武蔵野うどんをベースに毎朝製麺所から直送される極太・自家製麺と、ボリュームたっぷりの肉汁つけ汁が自慢の専門店。
「武蔵野うどん」とは?
武蔵野うどんは、かつて小麦の産地だった武蔵野台地(東京都西部~埼玉県南部)で生まれた郷土の太麺うどん。
地元産の全粒粉を多めに混ぜ込むためやや褐色を帯び、幅広かつ角断面のしっかりした歯ごたえが特徴。
一般には冷たい麺を熱々の豚バラ肉入り「肉汁」やカレー風味のつけ汁につけて食べるつけ麺スタイルが主流で、強い噛みごたえと濃いめの出汁が口中で一体となる素朴ながら力強い味わいを楽しめます。
農作業の合間の腹持ち食として親しまれた歴史を背景に、現在も武蔵野・所沢を中心に専門店が多数営業し、東京各地でもその噛みごたえを求めるファンを増やしている。
讃岐うどんのような跳ね返るようなコシはなく、ひたすら硬く、小麦を貪ってるような感覚。
だが気づいたらこの「硬さ」がクセになっており、だんだんと小麦の味わいや甘さを感じられるようになると武蔵野うどんから抜け出せなくなる。
肉汁うどん 600g 800円 2018年5月訪問
こちらも人気店で昼時は常に満席。
肉汁うどんの他にカレーうどん、坦々うどんなどもある。
ここは名物の「肉汁うどん」を頼む。
・肉汁うどん 600g 800円
物凄いスピード感で出てきた。
武蔵野うどんならではの太さ。やはり600gは多かったかな。
つゆは熱々でバラ肉とネギがたっぷり入ったもの。和風出汁が心地よい。
これぞ武蔵野うどん。通常のうどんとは迫力が違う。
武蔵野うどんの定義は武蔵野で取れた小麦を使用しており太さがあり、色は茶色っぽく、かなり硬さがあるもの。
ゴワゴワで一本一本が重い。
太さは箸と同じくらいかそれ以上。
太すぎてあまりに吸いづらい。
麺自体に味があって美味しい。
食べづらくはあるがモチモチとした食感がクセになる。まさに小麦を食ってる感じ。
だが讃岐うどんのような粘りはなく、ひたすら硬いのでこれをコシとは言わないと思われる。
つゆはこの麺だと薄く感じるが飲むと意外と濃いめ。
肉と一緒に一本づつバキューム。
食べ終わったら出汁割をもらう。
美味しいですね。
600gはずいぶんとどっしりくる量だった。
400gだと少し物足りない。
500gがあればちょうどいいかなという感じ。
讃岐うどんにはない独特な個性強めのうどんでした。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:東京都多摩市一ノ宮4-20-24
アクセス:京王線 聖蹟桜ヶ丘駅 徒歩10分(約770 m)
電話番号:042-316-9490
営業時間:11:00~17:00(そば売切れ次第終了)
定休日:無休(年末年始のみ休業)
席数:38席(カウンター6席+テーブル32席)、座敷あり
駐車場:10台完備
予約:不可/全席禁煙
コメント
コメント一覧 (1件)
ヤバイ・・・今日時間ある。多摩まで車走らせてしまう恐れが・・・