江戸蕎麦御三家の一つ「砂場蕎麦」の老舗店
日本橋でお蕎麦を食べたいということで前々から行ってみたかった「室町砂場」。
創業は明治2年。
「天もり」、「天ざる」発祥のお店です。
一般的には天ぷらと蕎麦が別に盛られるがこの店ではつゆの中にかき揚げ入ったものを言う。
この店の「もり」と「ざる」の違いは使用している蕎麦粉の違い。
「天もり」は一番粉を使用し、「天ざる」はさらしな粉を使用。
場所は新日本橋駅か神田駅。
どちらも徒歩5分以内で着く。
外観は風情があるり、店自体は結構大きい。
さて、入ってみましょうか。
時刻は14時。まさかの店内満席。
明治時代からずっと繁盛しているようです。
メニューはけっこうたくさんある。
ここへ来たなら「天もり」か「天ざる」でしょう。
どちらもつゆの中に入ってるは「かき揚げ」との事前情報をキャッチしているので別に天ぷら盛り合わせを頼む。
天ちら (2,100円)
何で「天ちら」って言うんだろう?価格は2,100円と結構お高め。
衣が薄くて揚げ方も上手いです。
美味しいのは言うまでもない。
天もり (1,550円)
ようやく来ました。
つゆの中に芝海老と小柱のかき揚げが入ってます。
胡麻油揚げられていて香りと風味がいい。
このスタイルこそここの名物であり、発祥とされてます。
つゆ自体は濃いめで甘め。この濃くて甘いつゆこそが「砂場蕎麦」の特徴。
これはクセになる味だ。
「天もり」ということでこの店では一番粉を使用している為、黒っぽい。
蕎麦本来の風味を堪能できる。
逆に「天ざる」は更科粉を使用していて色は白っぽく、のど越しを楽しめる。
どちらを選ぶかは好みですね。
田舎蕎麦が好きな私は「天もり」一択。
細いが力強く、しっかりした蕎麦という印象。冷水で締まってて美味しいです。
最初は揚げたてのかき揚げはサクサクしていたが段々とつゆに溶けていく。
そうすると胡麻油溶け出しさらに風味が増す仕組み。
芝海老と小柱で魚介感MAX。
何とも言えぬ旨味。
無我夢中でつけてはすする。無限に食べられそうな気がする。
蕎麦の量自体は少な目。
これだと男の人には物足りないだろうな。
あっという間に完食。
蕎麦湯を入れて一気につゆを飲み干す。
素晴らしい。
ごちそうさまでした。
1時間くらいしかいなかったのにパーキング代1,500円って・・・。
電車できましょう。
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コメント
IKKOさん、美味そうって感想が、駐車料金で吹っ飛びました・・・明日行こうかなぁ、30分くらいで歩いていけるので。
天つゆを吸ってふにゃけた天ぷらで飲む日本酒の旨さは異常
そばは〆でのど越しを楽しむと旨さ3倍