ちょっと遠いけどどうしても食べたいラーメンがあって相模原方面へ車を飛ばす。
何回かご紹介しているラーメン屋「ザ・スパルタンヌードル學」である。
もともとラーメン二郎 町田店からの流れを汲むこのお店。
屋号も代わり心機一転。
さて、本日のお目当は期間限定の超極太麺「激#8」。
おそらくラーメン史上最も?太い麺をいただける特別期間である。
ラーメン業界では麺の太さを数字で表します。
数字が大きいほど麺は細くなり、数字が小さいほど麺が太くなるわけです。
博多ラーメンで26番、28番くらい。
つけ麺で14番くらいか。
いつもの「極太DAY」だと12番で今回はなんと8番。
店主が製麺所に確認したら「この太さは學さんだけ」だって。
ちなみに蓮爾は12番らしい。
いかにこれがもの凄いことかおわかりだろうか?
そしてついに店主から「イッコーさんですよね?」と声をかけられた。嬉しい限り。
茹で時間はなんと驚異の20分強。
ラーメンの茹で時間じゃねぇ。
回転率とか度外視。
ただ自分の作りたいラーメンを作る。その姿勢が素敵です。
激#8 950円
ようやく来ました。
ヤサイで麺が見えません。
ここのヤサイはシャキシャキ。
キャベツも多めで嬉しい。
麺が見えて参りました。
ちょっと、もの凄いのがいるよ。
おわかりだろうか?
箸より太いのを。むしろちょっとしたうどんなんかより全然太い。
一瞬何かの部品かと思った。
だけどこんなに太くても食感はいつもの學の麺だ。蓮爾のように芯が残ってる感じでもなくクニュっとした独特の感じ。もちろんうどんの食感でもない。
太いが故にその食感をより楽しめる。
豚はよく味が染みた赤身肉で脂身との絶妙なバランスがいい。
スープは非乳化で醤油が前面に効いてるもの。
液体油もそこそこ多めだけど美味しくて飲んでしまう。
ヤサイのシャキシャキ感、麺のクニュクニュ感、豚のミッチリ感の食感祭り。
面白い。
麺はもの凄い太いんだけど決して麺が浮いてる感じではなくちゃんと一杯のラーメンとして完成されているから凄い。
面白半分で遊んでいるわけではないのがわかる。
店主は常にチャレンジしてる感じがいいですね。
歳を取ったせいか乳化してるラーメンがだんだんきつくなってきた。
こういう醤油が染みるんだよな。
このラーメンはここでしか食べられないでしょうね。
いやはや凄い経験をしてしまった。
遠出しても食べたい一杯。
コメント
この麺、凄いですね!
いつも楽しく読ませて頂いていますが、イッコーさんのお話を見ていると、ショートムービーを、見ているようです!
これは行ってみたいが、相模原まで行ったらついつい赤城のとんかつに惹かれてしまう。でも両方食べるようなラグビー部食欲今は無し・・・元ラグビー部のくせに・・・