東京・小川町にあるとんかつ屋「ポンチ軒」。

2012年に洋食のシェフが開いたとんかつの有名店。
肉の火入れ、衣の付け方、揚げの温度。
どれも過剰ではなく、しかし曖昧でもない。
本記事では、小川町のとんかつ屋「ポンチ軒」が、なぜ今も評価され続けているのか。
その成り立ちと完成度から考察していく。
「ポンチ軒」ってどんな店?
2012年5月18日オープン。
創業は比較的新しいが、店名自体は1929年(昭和4年)に御徒町でとんかつを和定食スタイルで提供した老舗洋食店「ポンチ軒」に由来している。
この初代「ポンチ軒」はとんかつの原型を考案したとされ、現在の「ポンチ軒」は、その歴史を受け継ぎつつ、本格的なとんかつ料理を提供しているのが特徴。
考案者は、宮内庁で西洋料理を担当していた島田信二郎氏。
厚切りの肉を使い、カツレツとは異なる「とんかつ」を和定食として提供した。
その後は、戦争で廃業したため、現在の小川町のポンチ軒とは別経営だが、その精神を受け継いでいる。
現在のポンチ軒は、とんかつの歴史的なルーツを意識しつつ、現代の美味しいとんかつを追求しているお店と言える。
2018年11月訪問
本日は昔からずっと行きたかったとんかつのお店「ポンチ軒」へ。
場所は小川町駅のB5出口より徒歩3分ほど。
小川町と言えば他にも「とんかつ やまいち」など有名なとんかつ屋がある街。

12時着で外待ち4名。

思ったより大行列というわけではないが確実に後ろに人が続々と並び始めている。
おそらく近辺の会社員の人だろう。
改めて日本人ってとんかつ好きなんだなと思う。
この店、2015年から四年連続でミシュランビブグルマンに選ばれているそうだ。
店主は元洋食の料理人。
並び始めて15分後の12時15分には店内のカウンターへ。
ここは「特ロース豚かつ定食」にしとく。

結構カツカレーを頼んでいる人もいる。
とんかつ好きからするとカツカレーは邪道だという妙な偏見があるが、食べてみると実際は美味いんだよね。
卓上には「スーパー特選 太陽ソース」なるものがある。
名古屋のウスターソースらしい。

思ったよりサラッとしてるな。

キムチが置いてあるのも珍しい。
待っている間にポリポリといただく。酸味は控えめのピリ辛。
12時30分にようやくご飯と味噌汁とお新香が出てきた。

味噌汁は白味噌かな。ほんのり甘みを感じた。
そしてかつの登場。オールスター。
特ロース豚かつ定食 2,400円

きつね色で揚げ具合もちょうどいい。
真ん中の一番大きい部分の断面を取り出す。

うわ、なんて綺麗なピンクなんだ。
しかもこの濡れ具合がたまらない。

食べてみると驚いた。
口内に豚のエキスがジュワッと溢れるではないか。そして脂の甘みも感じる。
肉質がよくきめ細かい。
みっちりとしてスッと歯が入っていく。
決して筋張るということもない。ひたすら豚肉の旨味が際立つ。
ちょっとこれ、非の打ち所がないじゃないか。

これは絶対に最初は塩で食べるべきだ。
豚肉本来の旨味がよく感じられる。

太陽ソースはあっさりしてて豚肉の味を引き立てるもの。
だけど塩に飽きてきたらのタイミングでいい。
このとんかつは塩で食べるべきだ。

とにかく夢中で最後まで食べてしまった。
噛みしめる度に口内で豚肉のジュースがジュワ。
こんな経験なかなかできるものではない。
おそるべし。
今度はカツカレー、食べに来ようかな…ごちそうさまでした!
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【ポンチ軒】の動画
店舗情報
名称:ポンチ軒
住所:東京都千代田区神田小川町2-8 扇ビル1F
最寄駅:小川町駅 徒歩4分/淡路町駅 徒歩6分/新御茶ノ水駅 徒歩6分
営業時間:
ランチ 11:15〜14:30(L.O.14:00)
ディナー 17:30〜21:00(L.O.20:30)
定休日:日曜日 席数:19席(カウンター5席、テーブルあり)
個室:なし
支払い方法:カード可(JCB、AMEX、Diners、VISA、Master)/PayPay可 予算:2,000円〜3,000円
オープン日:2012年5月18日
備考:全席禁煙、駐車場なし(近隣コインパーキングあり)








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