東京・人形町にある天ぷら屋「日本橋 蕎ノ字(そのじ)」。

「天ぷら食って蕎麦で〆る」をコンセプトをコンセプトに掲げる人気店「日本橋 蕎ノ字」をレポートします。
「日本橋 蕎ノ字」ってどんな店?
「蕎ノ字(そノ字)」は、静岡で2000年に創業。
「天ぷら食って蕎麦で〆る」をコンセプトに、静岡の豊かな食材を使った絶品天ぷらと、店主が打つ本格手打ち蕎麦が評判のお店。
店主・鈴木利幸氏は1970年静岡県生まれ。
島田市にある蕎麦店「細島屋」の長男として生まれ、調理師専門学校卒業後、実家で延べ7年、日本料理店で2年の研鑽を積む。
天ぷら職人を志したのは、祖父の天ぷらを揚げる姿を目の当たりにしてから。
20代の頃より東京の名店を食べ歩き、「みかわ 是山居」早乙女氏の天ぷらに衝撃を受けた。

2016年10月30日に東京・人形町に移転し、オープンからわずか2年でミシュランガイド東京で一つ星を獲得。
食べログ百名店にも選ばれ、予約困難な人気店となった。
2019年4月訪問
本日は人形町のにある「日本橋 蕎ノ字」へ。
天ぷら屋さんだけど「蕎麦で〆る」という変わったスタイル。
元は静岡県島田市に店があったが、「天ぷらと蕎麦の本場の江戸」で勝負したいということで2016年に移転。
その後、あっという間に話題になりついにミシュラン一つ星を獲得し、いまや予約が取れないお店となった。
場所は人形町駅から徒歩5分ほど。目の前は日本料理店の「吉星」。

食材はほとんどが静岡産。
お酒も全て静岡の地酒で揃えてある。
基本のコースにその日によって追加ができる。

この日は店にある全ての食材をもらうことに。
以下、いただいた料理。
蕎麦の実

蕎麦の実の食感を楽しみながら出汁も味わう。
蕎麦出汁のお吸い物

こちらも胃に優しいスタート。天ぷらは揚げ物だから嬉しいですね。
さて、いよいよ。

鈴木利幸 氏
鈴木大将はとても気さくで優しい方だ。
車海老

なんと塩も静岡県産だそうだ。西伊豆の塩を付けていただく。徹底してるなぁ。
サクッと、中心はレアというまさに理想的な海老。
車海老 2本目

一本目より少し長めに揚げたもの。火を入れると味と甘味が増した。
海老の頭

パリッと香ばしくもブチュっと中の海老味噌が熱々で濃厚。
海老の頭 二個目

こちらも少し長めに揚げたものでより香ばしくなっている。
香ばしくなっているから天つゆの甘さともよく合う。
鱚

サクサクで中はフワフワ。程よい脱水で旨味を感じ、衣は軽くてしつこさもない。
平目

5キロの平目。身の厚さも凄い。
駿河湾の塩と静岡のレモンで。ふっくらとして中のレア感を楽しむ。
蕎麦がき

揚げ物が続かないようにここでいったん蕎麦がき。
完全に潰しておらず蕎麦の実を感じられるもの。
太刀魚

駿河湾焼津で取れた太刀魚。
フワフワでこれがもの凄く軽い。口の中でホロホロと崩れる感覚。
アスパラガス 穂先

掛川のアスパラガス。とにかく香りが凄い。天ぷらってここまで香りが引き立つのか。
アスパラガス 根本

1分で揚げた穂先に対してこちらは10分かけてゆっくり揚げていため、中心が液状化しており、アスパラジュースが楽しめる。
タラの芽

わかりやすく香りが強い。
ふき

こちらもふき特有の香りが素晴らしい。
クルミの新芽

なんと大将自ら山菜を採るそうだ。
このクルミの新芽も食べられることを知らない人が多いみたい。
最初はほろ苦く、だんだんとクルミ本来の味と甘味が強くなってくる。
コシアブラ

藤枝で取れたコシアブラ。特に初っ端から香りが強くてわかりやすい。苦味はない。
玉取茸

藤枝のブランド椎茸。

食べる前から香りがもの凄く、肉厚でしかもジューシー。椎茸としても完璧。
雲丹の大葉巻き

雲丹も甘い。サクッとニュッと。みかわの影響受けたのかな。
鹿肉

天ぷらでジビエを食べることになるとは。身が柔らかく噛んでると野性味溢れる。
ハマグリ

塩とレモンで。高温でハードめに揚げ、旨味を中心に閉じ込める。ミルキーで美味いなぁ。
ハマグリ 磯辺揚げ

先ほどの半分を海苔で巻いたもの。
この海苔は千葉産だが香りが特に強い。料理ですな。
島田人参

20分かけてゆっくり揚げたもの。
サツマイモの様なホクホク感もありながらも甘味も凄い。
これが人参?と言いたくなるような今までに食べたことがない味に感動。
舞阪海苔

まず食べる前から磯の香りが凄い。
サクッとしたと思ったら中心が溶けているので食感が変わる。
そしてなんて心地よく海苔の風味が鼻を抜けるんだ。美味すぎる。
蛍烏賊

噛むとブチュっと。熱々。蛍烏賊の天ぷら美味いのになんで他でやらないんだろ。
タケノコ

とにかく立派な大きさでシャキッッシャキ。
皮つきで揚げているのでいけるところまで。もう口の中いっぱい。最高。
穴子

サイズも大きく、臭みもない。旨味が濃いっす。
桜海老のかき揚げ蕎麦

蕎麦温かい蕎麦と冷たい蕎麦を選択できるが、蕎麦の量は少なくして「両方」もできるそうだ。もちろん両方で。
温かい蕎麦の上に揚げたての桜海老のかき揚げを入れるとパチパチと音が鳴る。
そばつゆは出汁も非常に美味く柚子の柑橘ととても相性がいい。
冷たい蕎麦

蕎麦粉の香りが凄いので十割かと思ったが二八だそうだ。
天ぷらをたくさん食べたあとなのであえて二八にしてるらしい。

蕎麦までもお見事。
和菓子

さすがに追加で全ての食材を食べたのでかなり満腹だったが最後の最後までもの凄い満足度だった。
お会計は1人約30000円。
天ぷらも蕎麦も同時にいただけるとは一石二鳥なお店。しかも鈴木親方は蕎麦屋の息子さんということで蕎麦のクオリティも素晴らしく、天ぷらの油をスッと綺麗に切ってくれ食後感も穏やか。
人気なのも納得でした。ここは是非また季節を変えてきたいな。ごちそうさまでした!
人形町のおすすめ天ぷら3選



【日本橋 蕎ノ字】の動画
店舗情報
名称: 日本橋 蕎ノ字(にほんばし そのじ)
住所: 東京都中央区日本橋人形町2-22-11 井上ビル1F
最寄駅:
・人形町駅 徒歩3分
・水天宮前駅 徒歩5分
・浜町駅 徒歩6分
営業時間:
・12:00〜14:00
・18:30〜21:00
※一斉スタート/おまかせコースのみ
定休日: 不定休
席数: 9席(カウンターのみ)
支払い方法:
・クレジットカード可(VISA/Master/JCB/AMEX/Diners)
・電子マネー不可
予算: 昼:20,000円〜29,999円、夜:30,000円〜39,999円
備考: 完全予約制 、サービス料5% 、全席禁煙、駐車場なし(近隣コインパーキングあり)
オープン日: 2016年10月30日








コメント