「渋谷で飲む」
気軽なようでいて実は店選びが非常に難しい街。
なぜなら無数に飲食店がありすぎるのだ。
新宿だとなんとなく三丁目エリアだとか西口エリアに良さげな店が集まっているんだけど渋谷は…雑多な街。
30年以上東京にいるが未だに渋谷はカオス空間でまるでヘルタースケルター状態。
人が多いので質が低い店にも客が入るという悪循環。
特にグルメな街でもないがやたらと店だけはある。
まぁそのごちゃごちゃ感が渋谷の魅力とも言えなくはないが。
「良さげな店」とは何をもって言うのかは個人の判断によるところだがひとまず私の定義は「うるさくなくて落ち着けて料理もそこそこの店」である。
やっぱり飲んでいる時に周りがうるさい店はNGだ。
会話ができなければ一緒に飲む意味がない。
まぁ料理が美味しいに越したことはないが居酒屋にそこまで求めるのは酷だ。
そこで「渋谷でならどこで飲むか?」という質問に対しては私は「奥渋あたり」と答える。
奥渋とは駅から徒歩10分ほど離れた神泉あたりを指す。
駅周辺はどうしても人が多くガヤガヤしがちだが少し駅を離れてみるとどんどん人が少なくなり一気に静かな街並みになる。
「KOiBUMi (こいぶみ)」というこのお店も奥渋にあり、比較的「良さげな店」だ。
入ってみると落ち着いた店内。
お客さんはカップルや数人のOLなど。
ガラの悪そうな輩はいない。
そりゃなかなかここまで来ないか。
というか奥渋自体を知らない人が多いのかもしれない。
(本当は私もあまり紹介したくない)
私の持論では「居酒屋にグルメを求めてはいけない」だ。
あくまで仲間やカップルでお酒を飲みながら楽しく過ごす場所である。
料理を語るならさっさと専門店に行けばいいだけの話。
ちなみ私が浅草で飲む理由も料理でなく雰囲気だ。
以下、いただい料理の写真。
(メニュー名控えてないので料理名わからないものもある)
お通し
だし巻きたまご
鰹のなめろう
鶏の唐揚げ
日本酒もそこそこ揃っており特に不満はない。お会計は4人でたらくふ食べて飲んで1人5,000円だった。
まぁ妥当な金額だろう。
実は他にもこの辺りに数軒「良さげな店」があるんだけどそれはまたの機会で。
「渋谷で飲む」
店選びは経験。そしてセンス。
渋谷の酒場放浪記動画⬇️
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