6月ということで鮎料理を食べに青山の「たでの葉」へ。
こちらは鮎とジビエをメインでいただけるお店として話題となっている。
オープンは2017年5月。場所は外苑前駅より徒歩5分ほど。
鮨屋の「海味」の近くのビルの二階。
店内は囲炉裏を囲むカウンター席。なかなか雰囲気がある。
この日のお客さんは少し話し声が大きいのが気になったが。
お客さんが揃っての一斉スタートで時間は決まっていないようだ。
コースはだいたい13,000~14,000円。
その時の仕入れ状況によって変動する。
都会にいながら囲炉裏を眺め料理をいただける。
デートにもいいかも。
以下、いただいた料理。
前菜盛り合わせ
もの凄い種類だ。
ホワイトとうもろこしのジュース、イチジクの胡麻ソースがけ
ホワイトとうもろこしは余計な味付けは一切せず嫌みのない甘味。
左上:花伊吹(キノコ)のおろし和え
真ん中:自家製汲み上げ湯葉
右上:焼きナスのお浸し
右下:万願寺唐辛子の雑魚炒め
左:らっきょうのきんぴら
真ん中上:稚鮎のリエット
真ん中下:ふきみそ
右上:小芋の煮付け
右下手前:そら豆の煮付け
右下:イタドリの芽の醤油漬け
最初から豪華な前菜。
とりあえずお酒が進むものばかりです。
この間に大将が鮎を焼いていきます。
目の前で炭火で鮎が焼かれる。囲炉裏の感じが何ともいい。
蓼酢
鮎用の蓼酢。
天然鮎
熊本県川辺川産の天然の鮎。
頭からガブリと。外はパリっと、身はフワっと。香ばしく炭火の香りもいい。
わたのほろ苦さと蓼酢のピリ辛と酸がこの上ない相性。
鮎の骨酒
鮎の飯蒸し
鮎の卵を昨年のうちに醤油漬けにしたものと鮎の身を和えて飯蒸しにしたもの。
醤油漬けということで塩分高めなのでちょびっとづついただきながら酒と一緒に。
こちらは次に出てくる刺身用の肝醤油
鮎の刺身
柔らかくホロホロっとした身質。
臭みはなくあっさりと。
鮎の刺身なんてなかなか食べないから新鮮だ。
鰻の炭火焼き
愛知県。パリッと爽快な皮目の焦げ加減。
フワっとした身と脂。
酸味のある濃厚なソースは赤ワインと共にいただきたい。
山女魚(ヤマメ)の南蛮漬け
鮎と同じく川辺川産の天然の山女魚の南蛮漬け。
から揚げにし、甘酢を絡めたもの。
山女魚は淡泊ながらも甘味のある魚。
鮎の一夜干し
塩焼きもいいけど一夜干しもまた旨味と塩加減が最高。
子うるか
鮎の卵と白子を昨年のうちから塩漬けにして8か月間熟成させたもの。
要は塩辛なんだけど熟成してるだけあってこれが塩分に角がなくまろやかでもの凄い旨味の抜け方。
山女魚
塩焼きだとさらに身の甘味を感じる。フワっと軽く柔らかな身質。
明らかに肉だ。ってことはジビエだ。
尾長鴨
鹿児島県産の天然の鴨。
噛み締める度に旨味と肉汁が溢れ出でてくる。
炭火焼きで旨味が凝縮されている様だ。
猪
4月にとれたものだそうだ。
猪鍋
春野菜の苦味とジビエ肉の相性の良さ。猪肉の脂身の甘さも相乗効果。
鮎の炊き込みご飯
日本人で良かったと思わせる最高の〆。
おかわり
鮎の出汁で茶漬けに。ズズッと。
鮎モナカ
とことん鮎尽くし。甘味はほぼなく食べやすい。
抹茶
最後は大将から抹茶を。
鮎だけでなく、山女魚、鰻、鴨、猪など多岐にわたる素材と調理法。
かなりの満足感あり。
お会計は一人22,600円。
ワイン頼んだからこの値段だけどそれでもかなり安い。ごちそうさまでした!
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