【永田町】赤坂 桃の木「ミシュラン二つ星!日本人が作る独創的な中華は毎日でも食べたくなる味だった!」

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中華料理・韓国料理

本日は赤坂で中華ということでミシュラン二つ星の「赤坂 桃の木」へ。

三田から今年の3月に赤坂へ移転しリニューアル。

永田町駅から直通の紀尾井町ガーデンテラスの三階に位置する。

なんとも煌びやかな外観だ。

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ミシュランの文字が。
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中国では桃は縁起のいい食べ物らしくそれがそのまま店名になっているとのこと。
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日本人の小林シェフが作る繊細な中華料理。

今宵は22,000円のフカヒレコースをワインと共に。

以下、いただいた料理。


 

ナッツの餡掛け

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お通しとして出てきた。

甘さも嫌味なく独特な香辛料がクセになりそう。

これ食べながら映画でも観たい。

広東風お刺身サラダ
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真鯛、雲丹、イクラ、細切りにした大根、揚げワンタン、ローストしたナッツ、パクチー。

これらをぐちゃぐちゃに混ぜていただく。

刺身にサクッとした食感の揚げワンタン、雲丹とパクチーも違和感がなく、わりとしっかりめな味付け。

前菜の盛り合わせ
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揚げピータンユーリンソースがけ
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ピータンは外はパリッと。

臭みは全くなくこれならピータンが苦手な方でも美味しくいただけそう。

ジャガイモとゆりねの炒めもの
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穴子の唐揚げ、カボチャ
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カボチャはアヒルの塩漬けにした卵と和えてあり、穴子はカリッと甘酢で味付けされてある。

よだれ鶏
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パクチー、ナッツと共に。


 

茄子の唐揚げ山椒唐辛子風味

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この大量の唐辛子の中に揚げ茄子が埋もれている。

これは香り付けのためだ。

見た目はフライドポテトの様である。
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食べてみると確かに香りがちゃんと移っている。辛さはない。

茄子の揚げ加減は上手く外はサクッと軽快な食感だが中はジャワっと水分を残しみずみずしさがある。

山椒も爽やかと食欲を引き立てる。

フカヒレ醤油煮込み
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希少性、作る手間、栄養価が高いことから高級とされるフカヒレだがフカヒレ自体には味はない。

いや、厳密にはエンガワをイメージしてもらえればゼラチン質の旨味はあるが主に食感とタレを味わうもの。

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ここでは姿煮ではなく小林シェフが一本一本丁寧にピンセットで掃除をしたもの。

それは途方も無い世界。

繊細な繊維質と重厚感溢れるソース。

うっとりする様な甘美な味わいに余韻も長い。

今回は小林シェフのこのフカヒレを食べに来たと言っても過言ではない。

ご飯にかけても当然美味。

パパイヤの蒸しスープ
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火傷しそうなほど熱々。

出汁は金華ハムと干し貝柱。味わいはかなりクリア。

スプーンでパパイヤの果肉を削りながらスープと一緒に。

甘ったるいイメージのパパイヤだけどこれが全く嫌味になっておらず澄んだスープと絶妙な味わいを醸し出している。

黒酢の酢豚
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いわゆる一般的な酢豚とはぱっと見印象は異なりナイフとフォークでいただく。

豚は茨城県産のいも豚肩ロース。

一度蒸して脂を落とし、揚げてある。

歯切れの良さから肉質の良さを実感できる。

ソースにはカラメルを使用しており色味は黒いが酸味、甘み、コク深きソースは香り高く赤ワインとも合う。

広東風蒸し魚
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魚は五島列島のクエ。

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むっちりとした身肉にほんのりとした脂、香味ねぎ油のコクと香ばしさ。


 

干し貝柱の炒飯
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タイ米で作られかなりパラパラ。

そしてとにかく貝柱の香りが素晴らしい。

ここまで香る炒飯ってなかなか出会えない。

ここに先ほどのクエのソースをかけていただく。

最高以外の何者でもない。

デザート
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イチジク、シャインマスカット、巨峰

自家製杏仁豆腐
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何種類から選択できるがベタに杏仁豆腐にした。甘み爽やかな本場の杏仁豆腐。

ビール、ワインを数杯のんでお会計約27,000円ほど。

ザ・中華といったものと言うよりかは中華のエッセンスを加えたオリジナリティ溢れる料理の数々。

満腹感こそあれど喉の渇きや胃もたれはない。

身体に優しい中華を目指し極力油も抑えられている。

こんな中華なら毎日でも食べたい。ごちそうさまでした!

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