足立区にある生きる伝説「スタミナ苑」へ。
なんでザックリ足立区と言ったかと言うと最寄駅からのアクセスが異常に悪くバスやタクシーで行かないと行けない場所にあるからだ。
もはや陸の孤島である。
この日は王子駅よりタクシーで15分。北区から足立区へ入りました。
予約は受け付けておらず芸能人だろうが政治家だろうが行列に並ばないといけない公平性がある。安倍元首相も並んだとか。
いつもは大行列で1時間、2時間待ちなんて当たり前。
でもね、やっぱりなるべく待ちたくないんですよ。
という事で我々はあえて2月の極寒の平日開店16時に行けば待ちはないのではないか?と一か八かの賭けに出たわけです。
人は外で待っても苦にならない季節に行きがちだけどその逆を狙った作戦である。
この寒い中1、2時間並んだら焼肉どころじゃない。まさに命懸けの賭け。
と言う事で到着。
なんと外は並びなし。
我々は賭けに勝ったのである。
どうやら平日のオープン直後なら並ばずに入れるみたいだ。さらにわずかだが空席もあり。
さぁ入ろうと思ったらまだ一名来ていない。
ここは入店してから途中合流は不可なので必ず全員揃ってからの入店がルール。
支払いは現金のみ。カード不可、電子マネー不可と色々ハードルが高い店である。
ようやく一人遅れて店の前で合流しはれて店内へ。
昭和の匂い残るレトロな作りでカウンターはなく個室もない。テーブルと座敷のみ。
煙はモクモクにロースターとザ・町焼肉。
レジェンド級の店なのにこの気取らない雰囲気がまたいい。
以下、いただいた料理。
ナムル 600円
キムチ 600円
辛さはそこまでなくどちらかと言うとまろやかで独特な味わい。
上ハラミ 2,200円
上タン 2,600円
スタミナ苑で絶対に頼むべき一品。
プリプリサクサクのタン元は旨味の塊に思わずニヤリ。
これは普通のタンでなく上タンでしょう。
塩で味付けされてるのでこのままで。
生野菜 850円
レタスに海苔と胡麻、まろやかさと酸味のある味つけがやたらと癖になる。
ポテトサラダ 500円
一般料理のクオリティも高い。
ハラミを焼く。
脂がのってるからかかなり炎上するので気を付けて。
綺麗な赤身にはない内臓系の旨味とやっぱりジューシー。
十分塩ふってあるのでタレにつけるとしょっぱいかな。
上ヒレ 3,100円
なんて綺麗な柄でしょう。
かじると簡単に割けます。ふわふわです。
上ヒレだけどクドさはなく脂はスッと流れていく感じ。
上ミノ 1,600円
肉厚のコリコリ低カロリー。辛くしてもらいアクセントをつけたが2人前は少し多かったか。
トモサンカク 3,000円
トモサンカクはとにかくサシが入りまくったコクのある赤身肉。
これぞ肉食ってる感。
上赤身 1,900円
牛の脛の部分。
脂というよりも繊維が多く噛めば嚙むほど味が出る。
小袋 1,200円
特上ハラミ 2,500円
レバ塩 1,450円
綺麗にスジを取り除いてある。当然臭みはなし。ほんのりと甘みのある。
半カルビクッパ 950円
散々飲んで食べてお会計は一人当たり約一万円。
扱う正肉は月齢36ヶ月以上のA5処女牛のみ。
ホルモンは新鮮で丁寧な処理が印象的。
肉の仕入れ、処理、味付け、カットなど町焼肉の中で一流を堪能できる。
訪問のハードルの高さがネックだが確実に美味しい焼肉を食べられる。
が、他にも美味しい焼肉屋はたくさんあるのでわざわざここじゃないとダメみたいなことはないとは思う。
レジェンドと言われてるこの雰囲気を一度味わうのは大いにありだと思います。
また常連のみに出されるメニューもあったりするようです。
ごちそうさまでした。
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