三軒茶屋の焼鳥屋「やきとり 児玉」。
三軒茶屋という雑多な街の中で、静かに実力を積み上げてきた理由はどこにあるのか。
本記事ではこの店が支持され続ける理由を考察していく。
「やきとり 児玉」ってどんな店?

オープンは2018年5月13日。
「やきとり 児玉」は武蔵小山にある「やきとり まさ吉」のオーナーシェフ児玉昌彦氏による2号店と言うことでスタート。
武蔵小山のお店は当時の店長に任せて、もはや別の店になっているみたいです。
児玉大将は新潟出身という事もあり、メインで扱う鶏は「にいがた地鶏」。店内で自ら丸鶏から捌く。
かなり肉質はハードタイプで、ブロイラーに慣れてる人だと「やたらと硬い」という感想を持たれる方もいるかもしれないが、噛んでいく毎に濃い旨みを楽しませてくれます。
2023年8月訪問
三軒茶屋駅から徒歩15分くらいの距離で夏にはなかなかしんどいものがあります。
まぁ最近では「運動させてくれてありがとう」と思う様になりました。何事も考え方次第で幸福度はいくらでも変えられるものです。
ちなみに「焼鳥 KITA」がある池尻大橋駅からでも同じくらいの位置です。

こちらは武蔵小山の「まさ吉」を立ち上げた児玉さんによる2号店。2号店としてスタートはしたが、現在は他の方におまかせしてるそうで実質こちらが児玉大将のお店。
地鶏はメインに故郷・新潟の「にいがた地鶏」。
あまり聞き馴染みのない鶏だと思ったらほぼ県内消費されるらしく、この店のために飼育量を増やしてもらったんだとか。
その他、新潟の越の鶏、徳島の阿波尾鶏など。
白を基調として明るく、L字カウンター12席と2つの個室からなる広い店内。
「空気の流れを計算し尽くして、店内を設計した」ということで煙は全く客側にやってこない。
以下、いただいた料理。

児玉と印字された玉子焼きなど3種の前菜からコースはスタート。

にいがた地鶏のササミは山葵、梅紫蘇、明太子で楽しませてくれる。ふわっとして味がしっかりある。

にいがた地鶏の腿肉はだいぶ筋肉質です。
新潟地鶏はかなりハードな肉質で、噛むと味がグワッと出てくる。まさに噛む喜び系。
柔らかなブロイラーに慣れてる人だと、「硬い」って言いそう。好き嫌い分かれそうだけど僕はもろ好みです。

つくねは、越の鶏(こしのとり)、ヤゲン軟骨、柚子皮などで構成。
だいぶ肉肉しくて美味いなぁ。
越の鶏は新潟のハーブ鶏。自然環境で育ち、飼料には天然ヨモギやオレガノ、ジンジャー、シナモンなどのハーブが使用され、植物性飼料で育てられている。
そのため、脂肪分が少なくヘルシーな鶏肉。
あとこの焼鳥を置く皿の絵も可愛らしい。

首下は低温で1時間半ボイルし、カリカリととろとろが共存。だいぶ個性的で、南青山の「いろ鳥」の張ヶ谷さんの仕事を思い出した。いろ鳥は首上か。


阿波尾鶏のハツは力強い食感に旨味。生姜がアクセント。

手羽は九条ネギを挟み、後半は柑橘の香り。

トマトの首の皮巻き(首の上)。とろとろです。

にいがた地鶏のソリレス。硬いねぇ。けど旨味が湧いてくる。
最高。これに慣れると柔な鶏肉に満足できなさそう。

越の鶏のレバーはあっさりと。
食事は「かけそば」「そぼろご飯」「鶏茶漬け」「卵かけご飯」から1種類を選択。
冷かけラーメンはにいがた地鶏の出汁、瀬戸内煮干し、羅臼昆布を時間をかけてとったスープ。
その仕込みはもはやラーメン店レベルで、全粒粉を使った支那そば麺は絶品。
お会計は一人約12,000円。
串打ちも食べ手を飽きさせない児玉さんのオリジナリティが入魂されており、ここでしか食べられない体験ができました。〆のラーメンのクオリティも高く、こだわりが強い。
あとなにより「にいがた地鶏」を都内で食べられる貴重なお店なのも人気の理由かと。
流行るのも納得のお店でした。ごちそうさまでした。
三茶・池尻大橋エリアのおすすめグルメ3選


店舗情報
名称:やきとり児玉
住所:東京都世田谷区池尻1-11-12 パレ・ド・ジュネス 2F A
最寄駅:三軒茶屋駅(徒歩約13分)/池尻大橋駅(徒歩約15分)
営業時間:
月〜土 18:00〜23:00 (L.O. 料理22:00/ドリンク22:30)
定休日:日曜、第二月曜、第二火曜
席数:24席(カウンター12席、個室あり)
個室:あり(4名・6名・8名)
貸切:可(20名以下)
禁煙・喫煙:全席禁煙
オープン日:2018年5月13日









コメント