神奈川・仲町台にある「白河中華そば」。

白河ラーメンといえば福島県白河市が発祥で、「手打ちのピロピロ麺 × 鶏ガラ醤油 × ほのかな燻製チャーシュー」が特徴の昔ながらのご当地ラーメン。
仲町台「白河中華そば」は、そのスタイルを丁寧に再現し、都筑区で25年以上愛されてきた歴史ある一軒です。
「白河中華そば」ってどんな店?
横浜市営地下鉄ブルーライン・仲町台駅すぐ。
1999年5月30日の創業以来、25年以上にわたり地域で愛され続けているのが、「白河中華そば」。
福島県白河市「とら食堂」を発祥とする「白河ラーメン」は、手打ち風のピロピロ麺、鶏ガラ醤油の澄んだスープ、そして軽く燻したチャーシューという、素朴で飽きのこない味わいが魅力。
華やかな新店が次々と生まれる横浜のラーメンシーンにおいて、「正統派・白河スタイル」を25年以上貫き続けている稀有な存在。
仲町台の生活に溶け込むように、静かで確かな人気を保っている。
2018年10月訪問
5年ぶりの訪問。
昔この辺りで営業していた頃に何度も通った思い入れのある店。
福島県の白河中華そばの有名店「とら食堂」の暖簾分けですね。ここの出身店は福島県を中心に至る所にある。
東京だと町田の「一番いちばん」と国立の「孫市」ですか。
だけど個人的には特に仲町台にあるこの店が好き。
12時前だけど外待ち2組。後から続々と並びが増えていく。
相変わらずの人気店。客層は若い人よりもある程度年齢を重ねた人が多いイメージ。
白河中華そばは手打ち麺が基本。
なのでだいたい「ざる」を頼むようにしています。「ざる」だと中華麺の風味をより感じることができるから。
5年ぶりの店主も全然変わらずお元気そう。
ほどなくして「ざる 大」が出てきた。
ざる 大 1,000円

麺、つけダレ、スープ割の三点セット。

この麺ですよ。このピロピロの手打ち感がたまらない縮れ麺。
プリプリでコシのある食感は健在。

大なのでかなり量はある。
麺だけ食べても中華麺のいい風味が鼻から抜ける。
つけダレは全貌が海苔で隠れている。

こんにちわと海苔をどけると素敵な素顔が。
メンマ、ほうれん草、ネギ、ナルト、チャーシュー、玉子。

ここのつけダレは一言で言うと「酸っぱい・しょっぱい・辛い」。
酸味がかなり効いており、醤油もかなり濃いめ。これだけでもかなりエッヂの効いたスープにからに唐辛子も微量だが入っている。
もうキレッキレのスープだ。

最初食べたときは驚いた。
キレたナイフのようなスープに。
だけどこれが不思議とクセになるんです。
出汁は鶏出汁ですね。

メンマはコリコリ。
チャーシューは細くカットされており、脂身はないサッパリとしたもの。

具材が多めなので麺をつけてリフトすると他の具材も一緒に絡んでくる。

酸味が苦手な人には厳しいかも。
逆に酸味好きにはたまらない。
これほどのキレキレのスープは探してもなかなかない。

ここは炙りチャーシューが美味しくて余裕があれば炙りチャーシュー丼もいきたいところ。

麺は大盛りなので多いが麺自体のポテンシャルが高いのでそこまで苦しまずに完食。

スープ割の器はかなり熱く火傷しそうなほど。
一気に全部入れる。

スープ割をしても鶏の繊細な出汁はあまりわからない。むしろ酸味、辛味が浮き出てくる。
うん、これでいい。
この絶妙な配合がクセになるんです。
5年ぶりだけど味は変わらない。ブレないなーと感心しながら店を出る。
また来ます。ごちそうさまでした!
「とら食堂」系おすすめ3選



【白河中華そば】の動画
店舗情報
名称: 白河中華そば(仲町台)
住所: 神奈川県横浜市都筑区仲町台1丁目
最寄駅: 仲町台駅(徒歩すぐ)
営業時間: 店舗前掲示を参照
定休日: 不定休
席数: カウンター・テーブル
予算: 800〜1,200円前後
カード: 不可(現金のみ)
備考: ワンタン麺が人気
オープン日: 1999年5月30日









コメント
コメント一覧 (2件)
完全にオッサン殺しのラーメンですね!
はじめまして!いっこーさんの動画観て、山形ラーメンにはまったものですが、川崎市川崎区に山形のけんちゃんらーめんインスパ系が9月にOPENしましたよ。一度御賞味されてみてください。URL張ってもOKなら張ります。