東京・柴崎にある「武蔵野うどん 一彩本店」。

京王線・柴崎駅から徒歩4分。住宅街の中にぽつんと立つ「武蔵野うどん 一彩(いちや)本店」。
東京・調布エリアではまだ珍しい武蔵野うどん専門店として、存在感を放っている一軒だ。
武蔵野うどんといえば、埼玉を中心に親しまれる太くて硬くて噛んで旨いうどん。
そのスタイルを都内でしっかり味わえるのが、この一彩本店。
武蔵野うどんとは?
武蔵野うどんは、古くから武蔵野台地で伝えられたうどんのことで、武蔵野台地で取れた小麦で作ったうどんを「武蔵野手打ちうどん」と命名した。
ちなみに武蔵野台地とは埼玉県の荒川、南は多摩川、西は入間川に囲まれた、水に乏しい台地のこと。
特徴は何といってもその太さと硬さ。
讃岐うどんのようなツルツル喉越し系とは真逆の、ゴワゴワ、ガシガシした歯ごたえが魅力。
「噛むうどん」とも呼ばれます。まさに「野趣あふれる」男前なうどん。
メニューは定番の肉汁うどんに加え、うちたて家おすすめのピリ辛つくね汁など、全9種類(つけ麺スタイル)。
「武蔵野うどん 一彩本店」ってどんな店?
一彩本店は、自家製麺を使った武蔵野うどん専門店。
3種類の国産小麦をブレンドし、太さとコシにこだわった麺を毎日打っている。
店内は24席ほどで、カウンターとテーブル席を配置。
駅近ながら駐車場も数台分あり、地域の利用客が多い地元密着型。
看板メニューの「肉汁うどん」は、武蔵野うどんの定番である濃いめのつけ汁仕様。
豚バラとネギの旨味がしっかり染み出し、太いうどんと合わさることで強い満足感が生まれる。
※2024年1月29日で閉店しています。
極太麺 並盛 350g 810円 2018年9月訪問
東京のうどんと言えば「武蔵野うどん」。
西東京から埼玉にかけて有名な武蔵野うどんは武蔵野の小麦を使った黒っぽいもので麺自体に味があるもの。かなり硬いのも特徴です。
こちらの店は柴崎にある武蔵野うどんのお店。
現在、調布〜世田谷〜府中エリアはラーメン文化は強いが、本格的な武蔵野うどん専門店は極めて少ない。
普通のうどんでは物足りない、そんな時にはこちらへ。

店の裏に駐車場も完備されてるのは嬉しい。
お客さんもちらほら。
店内を見渡すと気になる張り紙が。

「極太麺」?
武蔵野うどんでさえ普通のうどんに比べればかなり太い方なのに…
これはいくしかないっしょ。
極太麺 並盛 350g 810円

これは…
確かに極太。聞くと通常のこの店の1.5倍だそうです。

一般のうどんよりも黒っぽい。
ここのは石臼で挽いた全粒粉を使用。

箸でつまむとその太さがよくわかる。
麺の量は350g。

つけダレは鰹出汁がよく効いた醤油ダレ。

中には豚肉とネギが入ってます。

さっそく付けてみるが太すぎて一本づつ。

かなり硬い。入りはモチモチ。
この独特な食感はクセになる。
コシとは言わないのかな?跳ね返る弾力ではない。
うどん自体にも味がついてます。

つけダレは出汁がよく効いてるが塩分は控えめ。これはあえてみたいですね。
だけど麺が太すぎるのでちょっとこのつけダレだと弱いかも。

そこで自家製ラー油を入れる。
するとラー油の独特な味が加わりジャンク感が一気に増した。

これでワシワシ極太麺をいただく。
若干噛みすぎてコメカミが疲れてきたとこで麺完食。

出汁割でつけダレを割るとフワッと鰹のいい風味が。
塩分も強くないのでそんなに罪悪感も感じないです。
ラー油ってうどんに合うんだな。

近くにあったら確実にリピートするお店。
ごちそうさまでした!
都心で食べられる武蔵野うどん


「武蔵野うどん 一彩 (いちや) 本店」の動画
店舗情報
名称:武蔵野うどん 一彩本店(いちや)
住所:東京都調布市菊野台3-33-5
最寄駅:京王線「柴崎駅」徒歩4分/「つつじヶ丘駅」徒歩8分
営業時間:平日11:30-14:00、土日祝11:30-15:30(麺・出汁が無くなり次第終了)
定休日:木曜日
席数・駐車場:24席(カウンター席あり)、駐車場有り(3台)









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