東京・荻窪にある鮨屋「和田上」。
「荻窪でお寿司と言えば和田上」という声も多く、地元での評判は非常に高いお店。
読み方は「わたがみ」。
「和田上」ってどんな店?
店内は L字のカウンター席のみ(14席前後)。
静かで落ち着いた空間で白木を使った清潔感のある内装。
大将・職人の人柄がよく、「話しやすい」「気さく」で初めてでも入りやすいという印象を与えてくれます。
ランチ時は特に混みやすく、「満席になることが多い」ので、予約や早め来店が推奨される。
特にランチメニューの「ばらちらし」が非常に人気。鮮度良く、ネタの種類も豊かで、価格が1,000円程度というコスパの良さが高く評価されている。
数に制限のあるランチメニューがあり、それを特に狙いにくる客が多い。
握りも2,000円から、夜はもっとしっかりとしたおまかせコース料理あり。
閉店とその後
閉店日:2024年5月18日(土)をもって営業を終了。
閉店理由:主に前経営者が 高齢のため引退 とのこと。地域に愛され続けていた店舗でしたが、後継者の問題などもあり閉店が決まったようです。
リニューアル/後継店舗:閉店後、和田上の跡地を引き継ぎ、 寿司 周辰(SUSHI SHUTATSU) として 2024年7月16日 に新体制でオープンしています。営業形態・コンセプトに一部変更があります。
2018年7月訪問
ここのランチの売りは「ばらちらし(1,000円)」。
だが残念ながらこの日はすでに売り切れ。本日は握りのセットにしますか。
どうせなら一番高い3,240円のセットにする。これでも十分安いけど。
店内は大将含めて3人。
随分と愛想のいい、お話好きの大将といった感じ。確かにこの雰囲気ならはじめてでも緊張せずに来れますね。
ランチはコースでなく「握りセット」なので一つの皿に握った順にどんどん出てきます。
いきなり玉子から
ふんわりとして甘めの優しい味わい。温度は少し冷ため。
ガリは甘みが強いがそのあとに辛さも追ってくるキレのあるタイプ。
できた順から握りが提供される。
スズキ、トロ
米酢のみかな。酸味は控えめで穏やかな味覚。
お米は硬すぎず柔らかすぎず。この辺はパンチがないといえばないが、万人受けする間口の広いシャリ。
サイズも小ぶりで食べやすいです。
トロはシンプルに脂が乗ってて美味しい。
巻き物(トロ、きゅうり)
これも昔ながらの街の寿司屋の巻物だ。
ホシガレイ、トロ
トロは二貫目。ホシガレイ、風味、香りもあって共にネタはいい。
いくら巻き
赤貝
食感いいです。どこのだろう?甘味はあるが香りは控えめ。
車海老
甘さは若干足りないけどプリプリの食感で美味しいです。
これで一通り一人前。
量的に若干物足りなさは感じる。
味噌汁はワカメとネギのスタンダードなもの。
追加で真鯛
トータル印象としては、ザ・昭和のお寿司屋さん。
店は全体的にリラックスムード。
子連れもいたり終始和やかなのは大将の人柄のおかげだろう。
王道の鮨が安めの価格で食べることができる優良店だと思います。
価格帯が高騰している鮨の業界でこういった敷居の低いお店があることは財産だと思います。すべての鮨屋が2万円とか3万円とかだったら疲れちゃうよ。
昔ながらの味で地域に根付いた感じだった。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:東京都杉並区荻窪5-29-7
アクセス:JR中央線・東京メトロ丸の内線 荻窪駅南口から徒歩1分(駅徒歩1分、115m程度)
営業時間:火・水・木・金・土 17:00〜21:00
定休日:月曜・日曜
予算:¥10,000〜¥14,999 程度のおまかせ中心の高級寿司店
席数・形式:14席、カウンターのみ
禁煙・喫煙:全席禁煙
支払方法:クレジットカード利用可(VISA、JCB、AMEX、Diners)
駐車場:無し
コメント
コメント一覧 (1件)
冷やし中華と異なり、一気に飯テロ度数跳ね上がり。これから東京→名古屋なのに。。。名古屋の美味い寿司の店とか、全く知らない・・・普通に味仙かひつまぶし・・・