【荻窪】味噌っ子 ふっく: 味噌麺処 花道のDNAを受け継いだ東京味噌ラーメンの決定版!(269杯目)

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本日は荻窪で味噌ラーメンを。

ということで話題の「味噌っ子 ふっく」へ。

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オープンは2018年11月。

場所は「味噌麺処 花道」のセカンドブランド「味噌麺処 楓」の跡地で荻窪駅からは徒歩10分ほど。

店名は「花道」、「楓」と来たら「寿」かなと思ったら全然違った。

いまはなき環七の「土佐っ子」を文字って「味噌っ子」。「ふっく」は福重店主のDJネームから。

店内はカウンターのみ。昼は3時半までだが平日にも関わらず客足は止まらない。


 

 

味玉辛味噌らーめん 950円

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野菜増し(無料)。

作ってる最中からラードのいい香りがマスク越しからも伝わってくる。f:id:ikkoshinagawa:20210721162113j:image

丼には3種類の唐辛子を使った自家製辣油が半分だけかかっており徐々に混ぜながら味わいの変化のグラデーションを楽しめる様になっている。

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モヤシ、白髪ネギとなかなか嵩もあります。

味のない二郎系と違ってシンプルにラードで炒められたモヤシが美味いのなんの。

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スープはまずは辣油がかかっていないノーマルの味噌スープから。

瞬間的にグワっと動物系の旨味が押し寄せる。

明らかに今まで食べてきた味噌ラーメンのスープとは厚みが違う。

スープは鶏ガラ、豚ガラ、大量の野菜を使用。もったりとしてほんのりとした甘みは味噌かと思いきや玉葱などの野菜から出たものなんだとか。

いわゆる脂っこさがなくトロミのある旨味エキスは永遠に飲めそう。
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麺は三河製麺のもので花道よりも少し細めのストレート麺。

もっちりとして麺の風味は勿論のこと、なによりもこのスープと絡む事によりさらに香りが引き立っている。

三河製麺の麺はこれまで他の店でたくさん食べてきたけどこれほど麺の香りを引き立たせるスープははじめてだ。

麺の香りとスープとのバランスが非常に良い。
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チャーシューは肉肉しさもあり旨味も強いがクドさはない。

辣油と共に食べると白米でも欲しくなるくらいだ。
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味玉も固まることなく半熟加減が美しくだけどスープに味が埋もれておらずちゃんと存在感を放っている。
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徐々に辣油が混ざりいい感じに発汗してきた。

一発目から旨いと段々とダレがちだがボルテージはむしろ上がるばかり。

辣油の味変もそれに一役買っているが何故だろうと考えるにスープに変な油っぽさが無いからだろう。様々な野菜を使用したスープはある種ベジポタにも通ずる仕上がり。

 

麺をすすり終わりレンゲを動かす手が止まらない。

ついにはスープを完飲してしまった。

これまで食べてきた味噌ラーメンの中で群を抜いている。花道ともまた似て非なるもの。

個人的に味噌ラーメンはもう飽和状態だと勝手に思い込んでいた自分を恥じたい。

ごちそうさまでした!

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