東京・高田馬場にある「ラーメン二郎 高田馬場店」。
三田本店が慶應義塾大学の学生たちの胃袋を満たしているが、こちらは早稲田大学の学生たちの胃袋を満たす二郎。
2013年に店主の体調不良を理由に閉店。伝説の店となった。
ラーメン二郎の歴史
「ラーメン二郎 三田本店」は、1968年に創業者・山田拓美氏(通称「総帥」)が東京都目黒区の都立大学駅近くで開店した「ラーメン次郎」が始まり。
その後、1971年に三田の地に移転し、看板の誤記により「ラーメン二郎」となりました。
このとき、直さずにこのままいくところが山田さんっぽい。
1996年には道路拡張のため現在の港区三田2丁目に移転。昼の部では創業者の山田氏も厨房に立ち続けており、その姿を一目見ようと訪れる「ジロリアン」も少なくない。と言うかもはや妖精レベル。
ラーメン二郎の特徴であるボリューム満点のラーメンは、学生を中心に支持を集め、現在では全国に40店舗以上の直系店が存在する。
高田馬場店について
2002年5月オープン。その後、2010年1月6日に新しい立地(豊島区高田3‑17‑8)へ移転。
その後、休業日が徐々に増え、ついには店主の体調不良を理由に2013年3月に閉店。
微乳化スープはあっさりしてライトな味わい。
平打ち麺はクニュっと柔らかめでボリュームは満点。
特に「ほぐし豚」が特徴的。
ラーメン 650円 2012年12月訪問
・ラーメン 650円 ニンニク
はやり高田馬場店はボリューミーだ。
神田神保町店とまではいかないが都内の二郎でもかなりの量だ。
微乳化スープは過度な塩味は抑えられ、豚出汁とFZ醤油のキレはあるものの味わいは穏やか。
悪く言えばボヤけた味わいだけど、ニンニクが入ると一気にキレが増す。
やはりニンニクありきだと思わさせる一杯だ。
が、スープがライトな故にニンニクを入れ過ぎるとニンニクの味しかしなくなる。
麺は標準的な二郎の平打ち麺。モチっとしてほんのりデロ気味。三田本店に近い。
麺自体よく噛んでると小麦の香りがしてくる。
高田馬場店の特徴は崩し豚。ツナのようなニュアンス。
ホロホロで麺に絡めるとちょいと贅沢気分。大判な塊系もいいが、ここや府中店のような崩し系の豚もいい。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:東京都豊島区高田3-17-8
アクセス:JR・西武・東京メトロ「高田馬場駅」より徒歩約5分
営業時間:水〜日 10:30〜15:30
席数:カウンター中心 約15席(カウンターのみ)
予算:ラーメン一杯 約700〜1,200円(目安)
決済:現金のみ(クレジットカード・電子マネー不可)