神奈川・横浜市鶴見区にある「ラーメン二郎 鶴見店」。
直系二郎の中でも古参であり、直系にして神奈川県初出店のお店。
ラーメン二郎の歴史
「ラーメン二郎 三田本店」は、1968年に創業者・山田拓美氏(通称「総帥」)が東京都目黒区の都立大学駅近くで開店した「ラーメン次郎」が始まり。
その後、1971年に三田の地に移転し、看板の誤記により「ラーメン二郎」となりました。
このとき、直さずにこのままいくところが山田さんっぽい。
1996年には道路拡張のため現在の港区三田2丁目に移転。昼の部では創業者の山田氏も厨房に立ち続けており、その姿を一目見ようと訪れる「ジロリアン」も少なくない。と言うかもはや妖精レベル。
ラーメン二郎の特徴であるボリューム満点のラーメンは、学生を中心に支持を集め、現在では全国に40店舗以上の直系店が存在する。
鶴見店について
「ラーメン二郎 鶴見店」は1996年2月にオープンし、ラーメン二郎の中でも4番目に古い支店としてスタートしました。
ちなみに神奈川県で初の二郎店舗。
柔らかめに茹でられた麺や、クタクタの野菜とスープとの相性が良く、ファンの間で「鶴見マジック」と呼ばれる独特のクセが特徴。
臨時休業が多く、2013年3月から長期休業に入り、そのまま事実上閉店。
鶴見店の跡地は「ラーメン こじろう 鶴見店」に変わりました。
2014年11月、店舗は蒲田に移転し「JR西口蒲田店」として再オープン。そして2019年10月に閉店しています。
小ラーメン 2011年2月訪問
ここはいつ来ても空席ありの二郎。
アクセスも良くなくてJR京浜東北線の鶴見駅より、横浜市営バスで岸谷2丁目下車、そこから徒歩約5分、または京急本線の生麦駅より徒歩約10分ほど。
カウンターの下に漫画や雑誌があって昭和のラーメン屋を彷彿とさせる。
店は決して清潔感がある感じはなく、年季が入ってます。
・小ラーメン 600円
二郎と言うと野菜はだいたいはシャキッとしてるものだがここはクッタクタ。茹でおきしてるようだ。
スープは乳化が進んだ微乳化タイプでカネシのキレは控えめ。どちらかと言うとボヤっとしてる印象。
大量の背脂のおかげで甘みのある丸っこい味。
平打ち麺もデロデロ。まぁ二郎だから許されるんだろう。
三田本店よりも柔らかいです。
そういう意味では結構独特のスタイルで異端と言えば異端です。
豚は小ぶりで脂身も多い。味はしっかり染みてる。
全体的な量も少なめで物足りなさはある。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:神奈川県横浜市鶴見区岸谷2-13-7
最寄駅:JR鶴見駅より「鶴38系統」バスで「岸谷2丁目」下車 徒歩約5分/京急本線「生麦駅」より徒歩約10〜15分
営業時間:
月~金:11:30〜14:00/18:00〜24:00 土・日・祝:11:30〜14:00/18:00〜23:30 定休日:水曜定休(ただし臨時休業が頻繁)
席数:14席(カウンターのみ)
支払い方法:現金のみ(クレジットカード・電子マネー・QRコード決済不可)
駐車場:なし(店前は路上駐車禁止、近隣に多数コインパーキングあり)
喫煙:全席禁煙
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