沖縄・浦添市にあるハンバーガー店「A&W(エーアンドダブリュ)」。

浦添市・牧港。
国道58号沿いに突然現れる巨大ドライブイン――
A&W(エーアンドダブリュ)牧港店。
1969年創業、沖縄が本土復帰する前から営業を続ける老舗であり、「沖縄ハンバーガー文化の出発点」とも言える存在。
A&Wは沖縄県民から 「エンダー」 の愛称で長く親しまれ、この牧港店はその象徴的な店舗。
観光で訪れると、ファストフード以上の文化体験があることに気づくはずだ。
A&W(エーアンドダブリュ)牧港店ってどんな店?

沖縄のエンダー文化を語る上で外せないのが牧港店。
この店は A&W最大級の旗艦店で、駐車場は驚異の100台、店内は84席というスケール感を誇る。
オープンは1969年8月25日。
沖縄ファストフード史の中でも特に長い歴史を持つ一軒だ。
名物はA&Wバーガー、モッツァバーガー、ルートビア(おかわり自由)。
特にルートビアは、薬草とスパイスの香りが特徴で、沖縄でしか味わえない独自文化の象徴。
内装はアメリカ60年代の雰囲気そのまま。
牧港店の前に立つだけで古き良きアメリカを感じることができる。
2025年9月訪問
「せっかく沖縄に来たなら沖縄でしか食べられないものを」という事でエンダーへ。
何度か来たことあるけど本店に来るのは初めてだ。
巨大なドライブインはまるで「ディズニーランド」のようなザ・アメリカンなロケ地のよう。
ハンバーガーってここまで儲かるんだ。って感想が先走る。

店内で食べるのもいいが、どうせなら外のテーブル席がたくさん空いているのでそちらで泡盛でも飲みながらハンバーガーをいただくことに。

ここに泡盛の瓶があるシュールさよ。
・The A&Wバーガー 890円

いわゆるベーシックな「The A&Wバーガー」をオーダーしたはずが、どうやら牧港店仕様で通常のA&Wバーガーに加え、モッツァレラチーズとフライを重ねた限定仕様。良いのか悪いのか。
店舗ごとに具材が変わるのがA&Wの面白さ。
しかし、バンズ、ビーフパティ、ベーコン、モッツァレラ風ホワイトチーズ(2枚)、厚切りトマト、レタス、輪切りオニオンフライ、ケチャップ。
モッツァレラチーズとオニオンフライが完全に余計で口内調理で喧嘩している。
ハンバーガーという食べ物はそもそも口内調理が命。それがあまりに要素を打ち込み過ぎててバランスが悪い。申し訳ないがコスパが良いとは全く思わない。

通常のデフォのハンバーガーの方がよっぽどバランスが良くて美味しい。やはり不動の人気商品は構成がよくできている。
沖縄文化を食したかったが、来たのはスペシャル版で、映画版になると張り切り過ぎて空回りする日本映画みたいな印象でした。次はノーマルのが良いな。ごちそうさまでした。
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【A&W 牧港店】の動画
店舗情報
名称:A&W 牧港店(エイアンドダブリュ)
住所:〒901-2131 沖縄県浦添市牧港4-9-1
電話番号:098-876-6081
アクセス:バス停「宇地泊」より徒歩6分(上り線)・徒歩9分(下り線)
営業時間:06:00〜翌02:00(24時間営業の情報も記載あり)
席数・駐車場:84席/駐車台数100台 開店日:1969年8月25日
ジャンル・特徴:アメリカンスタイルのハンバーガー&ドライブイン形式。「ルートビア」等、沖縄で親しまれるメニューが揃う。







