横浜中華街は、日本最大級の中華街として本格広東料理や四川料理、点心、飲茶など、多彩な中華料理を楽しめるグルメエリアである。
リーズナブルなランチセットから老舗の名店、食べ放題まで選択肢が豊富で、観光だけでなく普段使いにも人気が高い。
本記事では、横浜中華街で実際に訪れたランチを実食レビューとともに紹介。安く楽しめる店や人気店、本格中華、食べ放題など、それぞれの特徴が分かるようジャンル別にまとめている。
※新しい店を訪問次第、随時更新する。
重慶飯店 本館|1959年創業。横浜中華街を代表する四川料理の老舗で味わう名物「正宗麻婆豆腐」

1959年創業の「重慶飯店 本館」は、横浜中華街を代表する四川料理の名店。
2018年には創業60周年を機に7階建ての旗艦店へとリニューアルし、個室や大広間を備えた格式ある空間で、本格四川料理を楽しめる。横浜中華街だけでなく東京や名古屋にも店舗を展開するなど、長年にわたり四川料理を広めてきた老舗。
料理は四川料理の基本である「麻・辣・香」を軸に、甜・酸・苦・鹹まで含めた複雑な味わいを表現。
名物の「正宗麻婆豆腐」は、甜麺醤のコクや豆板醤の辛味、香辛料の重層的な香りが折り重なり、食べ進めるほど旨味が膨らんでいく看板メニューとして高い人気を誇る。
点心や海老料理なども完成度が高く、四川料理の奥深さを存分に堪能できる。
重厚感ある店構えながら利用しやすく、ランチから会食、観光まで幅広いシーンに対応。横浜中華街で本格四川料理を味わうなら、一度は訪れたい代表的な一軒である。

京華樓|花椒と唐辛子が織りなす本場四川の麻辣を味わえる横浜中華街の人気店

2004年に横浜中華街・関帝廟通りで創業した四川料理専門店「京華樓」。
四川省出身の料理人が手がける本格四川料理で知られ、中華街でも屈指の人気を誇る。現在は本館、大通り店、横浜駅近くの鶴屋町CRANE店の3店舗を展開し、本場の四川料理を提供している。
名物は四川麻婆豆腐。花椒の鮮烈なしびれと唐辛子の力強い辛さに、牛挽肉の旨味や豆板醤のコクが重なり、辛さだけでは終わらない奥深い味わいを楽しめる。
そのほか、火鍋や四川風前菜なども充実しており、日本向けに大きくアレンジすることなく、本場の麻辣を体験できるのが魅力。
店内はテーブル席に加え個室も備え、少人数から宴会まで幅広く対応。四川料理を初めて味わう人から、本格的な麻辣を求める人まで満足できる、横浜中華街を代表する四川料理店の一軒。

南粤美食|広東省出身シェフが手がける、本場広東料理を味わえる中華街屈指の人気店

2016年、横浜中華街にオープンした「南粤美食(なんえつびしょく)」。
広東省中山市出身のシェフ・黄開雄氏が手がける広東料理専門店で、本場そのままの味を提供する店として高い人気を誇る。テレビドラマ『孤独のグルメ Season8』への登場をきっかけに全国的な知名度を獲得し、現在では行列の絶えない中華街の代表店となっている。
名物は注文ごとに炊き上げる「干し肉釜飯」や「塩焗鶏」、香港海老ワンタン麺など。
乾物を生かした奥深い出汁や、広東料理ならではの繊細な味付けが特徴で、アヒルの醤油煮や広東式麻婆豆腐など、日本では珍しい本場の郷土料理も数多く揃う。
素材の持ち味を生かした優しい味わいは、四川料理とは異なる広東料理の魅力を存分に感じさせてくれる。
店内は1階と2階に席を備え、1階ではライブ感あふれる厨房の様子を眺めながら食事を楽しめる。観光客はもちろん、中国人客も多く訪れる本格派の広東料理店として、横浜中華街を訪れたら一度は立ち寄りたい名店。

景徳鎮|本場四川の麻辣を堪能できる、横浜中華街を代表する四川料理の人気店

1986年創業の「景徳鎮」は、横浜中華街を代表する四川料理専門店。
本場・四川省出身の料理人による伝統的な四川料理を提供し、花椒のしびれと唐辛子の辛さを生かした本格的な麻辣料理で高い人気を集めている。
中華街でも屈指の四川料理店として知られ、観光客から地元客まで幅広い支持を得る一軒。
名物は「四川風麻婆豆腐」。大量の花椒と唐辛子を使いながらも、牛挽肉の旨味や豆板醤のコクがしっかりと重なり、辛さだけでは終わらない奥深い味わいに仕上げている。
そのほか、四川風海老チリやよだれ鶏、水煮牛肉など、本場四川らしい刺激と香りを楽しめる料理が充実し、コース料理でもその魅力を存分に味わえる。
店内は広々としており、本館・新館・別館を備える大型店舗。少人数の食事から団体利用まで対応でき、横浜中華街で本格四川料理を堪能したい時に外せないお店。

美心酒家|香港人シェフが手がける、本場香港料理を味わえる中華街の人気店

2018年8月28日、横浜中華街・香港路にオープンした「美心酒家(びしんしゅか)」。
香港出身のシェフが腕を振るう香港料理専門店で、1980年代の香港食堂を思わせるレトロな空間の中、本場の家庭料理や点心を楽しめる一軒である。
名物は、豆乳からその場で固めた自家製豆腐に麻婆ソースをかけて味わう「麻婆豆腐花」。
一般的な麻婆豆腐とは異なり、ふるふるとした豆腐の食感と、香辛料やラー油を効かせた餡とのコントラストが特徴となっている。
海老ワンタン麺や香港風土鍋ご飯など、本場香港の定番料理も充実し、観光客だけでなく香港出身者からも支持を集めている。
店内は約20席のコンパクトな造りで、円卓や路地に面したテラス席を備えた昔ながらの香港食堂の雰囲気。横浜中華街で、本格的な香港料理を気軽に味わえる人気店として親しまれている。

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