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【映画】IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。「ネタバレ感想」全てにおいて前作の焼き回しでしょ
品川イッコーです。 オープニングはとあるゲイカップルが不良達に因縁つけられ一方的にボコられたあと川に落とされる(もはや普通に傷害事件)。 このゲイの方、その上さらにペニー・ワイズに狙われて殺されてしまうんだけど救いがなくてなんだか胸糞悪い。 せめて殺すなら因縁つけた不良達にしてくれよ。 いきなり主人公の弟の腕が食いちぎられ殺されてしまう前作のオープニングはショッキングで映画のつかみとしてはよくできていたのに今回はちょっとモヤモヤが残る。 -
【映画】ゲット・アウト「ネタバレ感想」ひたすら薄気味悪い前半はよくできてるけど後半はB級
品川イッコーです。 「どうせただのB級映画だろ」と思って何の予備知識もなくNetflixで鑑賞。 後で調べたら脚本賞受賞してたりとなかなか評価は高い様だ。 結果から言うと低予算ながら前半はそこそこ楽しめた。むしろ結構好きな部類のホラーかも。 だけど後半の展開が、酷い…。 主人公は黒人の青年で白人の彼女の実家に泊まりに行くんだけどそこは人里離れた一軒家でいかにもホラー映画にありがちな金持ちの家といった感じ。 使用人や管理人はなぜかみんな黒人。 そしてその家の家族と使用人たちの薄気味悪いこと。 -
【映画】ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド「シャロン・テート殺人事件についての予習必須な映画」
品川イッコーです。 2時間40分と長い映画だけど簡単に言えば落ちぶれた俳優とそれを支えるスタントマンの友情物語が軸になっており最後の最後にシャロン・テート殺人事件のパロディが絡んでくる感じ。 実際の事件のパロディではあるけれどタランティーノは事実とは異なるラストに作り変えている。 シャロン・テート殺人事件ってのは1969年、妊娠8ヶ月目の女優シャロン・テートがチャールズ・マンソンによるカルト集団によって惨殺された実際の事件。 この映画ではディカプリオとブラッド・ピットによって襲ってきたマンソン一味を気持ちいいくらいにボコボコに返り討ちにしてシャロン・テートが救われたストーリーへと変えている。 -
【映画】ザ・サークル「ネタバレ感想」だったら自慰行為までみせろよ
2017年/アメリカ映画/110分 全世界に30億人のユーザーを持つ超巨大 SNS企業<サークル>。 誰もが憧れる最先端企業に採用され、日々奮闘する新入社員メイは、ある事件をきっかけにカリスマ経営者ベイリーの目に留まり、新サービスの実験モデルに大抜擢... -
【Netflix】愛なき森で叫べ「ネタバレ感想」園子温監督、北九州監禁殺人事件に手を出すとヤケドしますよ
品川イッコーです。 何かと「北九州監禁殺人事件を園子温が映像化した!」とか騒がれていたが正確にはあの事件から着想を得ただけで実写化ではない。 なので北九州監禁事件のノンフィクション「消された一家」を読んだことがある方がこの作品にあの残虐性を求めても肩透かしを食らうだけだ。 私もその一人である。 (いや、十分に残虐であることは間違いないが実際の事件の方があまりに桁違い的に残酷なので…)。 -
【映画】アイリッシュマン「ネタバレ感想」3時間半があっという間!黄金メンツによるマフィア映画の傑作
品川イッコーです。 Netflixのオリジナル映画。 凄いよね、Netflix。 劇場で公開されたものがすぐにNetflixでも配信とはこのご時世有り難い。 「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」に大ハマりした私としてはマーティン・スコセッシ監督の新作を見逃すわけにはいかない。 ということで視聴し始めたわけだけどこの映画なんと3時間半もある。 流石にちょっと躊躇する長さだけどいざ観始めるとこれが案外気にならず結構観れてしまう。 -
【映画】ジョーカー「ネタバレ感想」この映画に全く共感できなかった理由
品川イッコーです。 世間から物凄い評判がいい「ジョーカー」をようやく観たんだけど結論から言って個人的には全く賞賛できない。 そもそも「バットマン」などアメコミに興味がないというのが大きいがそれでも一応はクリストファー・ノーランのバットマンシリーズは全て鑑賞済だ。 この作品単体でも楽しめるとは思うがやはり「バットマン」とリンクしてる部分もあるのでシリーズを観ているのとでは変わってくるとは思う。 そもそも「社会的困窮者が自分を嘲笑った者に復讐を」というざっくりとしたあらすじを聞いていたから「なぜアーサーは悪のジョーカーへと変貌したのか?」と言われても内容は大体想像つく。 -
【映画】ドライヴ「ネタバレ感想」寡黙な名無しのヒーローの映画
品川イッコーです。 個人的にめちゃ好きな俳優であるライアン・ゴズリングをはじめて意識して観た作品。 約10年前の映画だけど今観ても古さなど一切感じない。 全体的には落ち着いたトーンでハリウッド映画にありがちなベタなお膳立てがなく、静のあと突然容赦ないバイオレンスをみせてくれる。 なんか空気感がヨーロッパ映画みたいだなと思ったら監督はデンマーク出身らしい。 日本で言えば北野武の作品にある静かで乾いた暴力に近い。 だから派手なアクションを期待してる人は肩透かしを食らうが爆発ばかりのベタなハリウッド映画に飽き飽きの人にはおススメ。 -
【映画】フェイス/オフ「ネタバレ感想」もしもシリーズをハリウッド映画化したらこんな感じになった
1997年/アメリカ映画/138分 幼い息子をテロリスト、キャスター・トロイに殺されたFBI捜査官ショーン・アーチャー。銃撃戦の末、トロイを捕えるがトロイは昏睡状態に。しかし、トロイ以外知ることができない時限式の細菌兵器爆弾が、ロサンゼルスに仕掛けら... -
【映画】ターミナル「ネタバレ感想」空港から出れない男の話は観た後誰も悪い気分にならない名作だった
基本情報 タイトル:ターミナル(The Terminal) 公開年:2004年(日本公開:2004年12月18日) 上映時間:129分 監督:スティーヴン・スピルバーグ 主演:トム・ハンクス(ビクター・ナボルスキー役) 共演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(アメリア役)、... -
映画「 ザ・ロック 」【ネタバレ感想】マイケルベイ監督最高傑作?!熱い男達のドラマと爽快なアクションを!
品川イッコーです。 マイケルベイ監督と言えば何を浮かべるだろうか? 『アルマゲドン』?『トランスフォーマー』?いやいや、私は断然『ザ・ロック』派である。 もうこの映画は私の中でのアクション映画の最高峰だ。 数年ぶりにこの作品を鑑賞したのでネタバレ感想を綴ってみるとする。 -
【映画】コンテイジョン「ネタバレ感想」約10年前の映画だけど2020年のいまに観るべき作品!まさに新型コロナウイルスのシミュレーション!
品川イッコーです。 暇すぎたのでNetflixで配信されていた「コンテイジョン」というパニック映画をみた。 タイトルの「contagion」とは「接触感染」という意味。 いままさに我々の周りで起きているパンデミックを予言したかのような内容となっている。 暇だったので久しぶりに映画の感想でも書いてみるとする。