東京・亀戸にあるラーメン店「ラーメン二郎 亀戸店」。

2001年のオープンから長く街に根付き、2013年の代替わりを経て、現在はよりバランス重視の一杯へと進化している。
本記事では、現在の亀戸店の立ち位置を冷静に見つめ直していく。

亀戸店について
2001年4月17日オープン。場所はJR亀戸駅から徒歩8分、蔵前橋通り沿い。
2013年4月14日に代替わり。この代替わりを境に、味は旧亀戸店時代とは明確に方向性が変わった。
現在の店主は「ラーメン二郎 湘南藤沢店」の店主の弟。

スープは非乳化で、豚の旨味が前面に出つつも後味は意外なほど軽い。
カエシは過度に主張せず、全体の輪郭を整える役割に徹しており、重厚感はあるが鈍重ではない。
麺はデロ麺だがスープとの一体感がある。豚は厚切りで、繊維がほどける柔らかさと脂の甘みが共存している。
黒胡椒、一味唐辛子に加え、山椒、お酢があり味変が楽しめる。
限定トッピングは湘南藤沢店系の玉ねぎキムチや、汁なしなどのアレンジも期待できる。
マンション1階という立地から、路上駐車や並びへの配慮が厳しく求められる点も、この店を語る上で欠かせない要素。
ラーメン 730円 2014年8月訪問
2回目の訪問。

ここは二郎のなかでも比較的並びが少ない印象。
2013年4月より店主が交代。現店主は「ラーメン二郎 湘南藤沢店」の店主の弟だそうだ。
空気感はだいぶのどか。ポツポツと客が入ってくる。
・ラーメン 730円

野菜はほぼもやしでクタクタ。
ほぼ非乳化でアッサリとしたものだが、液体油は多めなので熱々。
強いて言えば上野毛店に近いかな。カエシがキリッとして豚出汁が合わさるいい塩梅。

麺は相変わらず細い。店主が変わっても細いのは亀戸店のブランディングだろうか?
そしてデロってる。
けど不思議と嫌じゃない、それどころかこの非乳化スープとのコンビが亀戸店だ。
豚は脂身多め。だいぶ柔らかく箸でも崩れるくらい。
上野毛店同様、スープが飲める二郎だ。ごちそうさまでした。
ラーメン 2011年4月訪問
平日の昼間で空席あり。

盛り付けはおとなしい。
スープは非乳化で細かい背脂が浮いている二郎でも珍しいタイプ。
豚の出汁がよく出ていて、飲み口は優しい。

麺は二郎のなかでもトップクラスに細い。
むしろ家系ラーメンの麺みたい。
そしてデロ麺。やわやわです。

豚も薄めで「チャーシュー」のよう。
全体的におとなしい二郎だった。ごちそうさまでした。
非乳化のおすすめ二郎3選



二郎全店制覇の動画
店舗情報
名称:ラーメン二郎 亀戸店
住所:東京都江東区亀戸4-35-17 エレガントコーポラス101
最寄駅:JR総武線・東武亀戸線「亀戸駅」徒歩8分
営業時間:
月〜金 11:00〜14:30/17:00〜21:00
土
11:00〜14:30/17:30〜21:00
日
11:00〜14:30
定休日:不定休 ラーメン屋
席数:12席(カウンターのみ)
支払い方法:現金のみ(カード不可/電子マネー不可/QR決済不可)
予算:1,000円〜1,999円
駐車場:なし
オープン日:2001年4月17日
備考:2013年4月14日より現店主に代替わり。大盛りは量が多いため注意。







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