東京・六本木の鮨屋「鮨 なかむら」。

本記事では「鮨 なかむら」についてレポートします。

「鮨 なかむら」ってどんな店?
2000年4月、六本木にオープン。店主・中村将宜氏は「高麗橋吉兆」出身だが、
鮨に関してはほぼ独学で技術を磨いた異色の経歴を持つ。
仕事は徹底して実直。奇をてらわず、温度・酢加減・ネタの熟成を静かに積み上げる。
シャリは主張しすぎず、それでいてネタを押し上げ、全体のバランスで食わせる江戸前の王道を貫く。
チャラさはなく、一貫ごとに確実に印象を残す硬派な握り。
渋谷「鮨あい澤」、麻布十番「鮨詠心」はなかむら出身。

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実食レビュー【2024年4月訪問】
渋谷、神泉の「鮨 あい澤」の相澤親方が18年前に3年くらい修行していたお店で、今回なんとその相澤親方とさらにお弟子さんの3人で伺ってきた。
18時に扉が空き、中へ入ると凛とした空気に直線のカウンター席。

中村親方は意外にも腰が低く、店内も堅苦しい空気はない。


つまみが数種類出て、そのあとに握りの流れ。

特につまみでは燻製香のついた甘味を完璧なまで引き出された蛤が絶品だった。





あん肝の煮付けの口当たりシルキーさと香りが甘辛の味付けに負けておらず悶絶級の旨さ。
ここから握りへ。

握りのネタは全体的にやや厚みがあり、硬めに炊かれたシャリと調和。

握りのアオリイカはめちゃ包丁が活きた抜群の甘さの引き出し方。



半茹での車海老はプリッとした食感に甘さが出た非の打ち所がない仕上がり。味噌の隠してるのかな?コク旨です。


握りの合間に旨味爆弾の白子。


赤身はしっとりと身質はきめ細やかで酸味と味わいが濃い。美味い赤身はこういう赤身なんじゃい!と食べながら3人とも恍惚の表情を浮かべておりました。


酸が立った鯖はしっかり香りがあってかつ、やたらとフレッシュ。



緻密な味や香りの引き出し方は硬派なのに、ノドグロやかなり厚みを待たせた大トロなど外国人のお客さんにも寄り添う。

だけど不思議と六本木ならではのチャラさみたいなのは一切なく、「誰もが刺さる鮨」というできそうでできない仕事は見事。
ごちそうさまでした。
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六本木の鮨屋3選



鮨 あい澤の超限定コース「白身の会」
店舗情報
・名称:鮨 なかむら
・住所:東京都港区六本木7-17-16 米久ビル1F
・最寄駅:六本木駅 徒歩5分
・営業時間:17:00〜23:00(L.O.21:30)
・定休日:日曜・祝日
・席数:11席
・予算:¥30,000〜¥39,999
・支払い方法:カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)※電子マネー不可/QR決済不可
・サービス料:記載なし
・駐車場:なし
・電話番号:03-3746-0856
・備考:貸切可(20名以下)/全席禁煙/ドリンク持込可
・オープン日:2000年4月








