東銀座にある鮨屋「鮨 やまけん」。
場所は東銀座駅を出てすぐにあるデュープレックスタワーの9階。
エレベーターが開けば銀座の夜景がみえる広めのラグジュアリー空間。どうやらもとは鮨とイタリアンが融合したお店だったらしい。
カウンター、テーブル、個室あり。
夜景もひとつの売りらしいです。だけどカウンター席についたので結果、夜景に背を向ける形となる。これ、握る職人の方がいい景色見えるっていう笑
17,000円のコースは握りの合間に一品料理を挟むスタイルでなかなかのテンポと量が出てきます。自分でも最後の方は結構腹パンになるくらい。
握り手は2名で、自分たちは愛想のいい女性の職人さんに握っていただきました。
適度に映え要素もあり、いわゆるカジュアル層に受ける現代のスタイルできっと外国人にも刺さる内容だろう。金額からしても企業努力が見えて、トータルいいお店だと思います。
以下、いただいた料理。
・鮨カクテル
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「鮨カクテル」と言って出されたのはカクテルグラスに入ったトロ、いぶがっこ、シャリの小丼。いわゆるトロタク。
・鰹の刺身のサラダ仕立て
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サラダと言ってもほぼ鰹の刺身。玉葱醤油と共に。
・和牛の肉鮨
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蓋をあけるとモクモクの桜のチップの煙がフワッと。動画映えの燻製された和牛の肉鮨で味付けはトリュフ塩。
握り自体はしっかりめに握ってあり、シャリはもっちりと。これだけ普通の握りと握り方を変えてるみたい。
・平目
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シャリに対して幾分厚めにカットされた平目。多少の筋は感じるけど噛むためその分味も出てくる。
・縞鯵
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こちらも少し身は硬め。適度な脂とシャリがマッチします。
・蟹とコーンのグラタン
グツグツと熱せられ、火傷注意な濃厚なグラタン。特にトマトにはご注意を。
・雲丹トロ巻
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ってこれデカすぎでしょ。口いっぱい雲丹とトロを頬張って欲しいという意図なんだろう。
贅沢な一品ではあるが、どちらか片方から雲丹かトロがはみ出てきて少し食べづらさはある。けど贅沢気分です。
・赤貝
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ヒモも出してくれた。
・つぶ貝
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・平貝
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まさかの貝3連発。
・すずき
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白身好きとしてはしっかり白身も出してくれるの嬉しいです。
・ノドグロ
焼いたノドグロと海葡萄。こないだ社員旅行に行ってきたらしいです。
やっぱりノドグロは焼きが旨い。
・金目鯛
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シャリに対して厚めにカットされた金目鯛は昆布〆。脂の甘さと昆布の旨みが印象的。
・和牛の小鍋仕立て
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もはや鮨関係ない一品。なんでも出します的な感じだろうか。
・才巻海老
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車海老よりひとまわりサイズの小さい才巻海老。冷たいけど茹で置きで旨みがまわったもの。
・中トロ
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・鯖の蒸し寿司
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熱々の鯖の蒸し寿司。崩せば脂がシャリに馴染みます。
・雲丹丼
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さっき雲丹トロ巻きで出てきてさらにまた雲丹の小丼。
・穴子
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目の前でガスバーナーで両面脂れた穴子。
・鉄火巻き
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こちらは自分で巻くスタイル。
海苔に乗った赤身の握り。これは鉄火と言うんだろうか。
・玉
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ほらね?凄いボリュームでしょ?
単純に17,000円でこれやるのって凄いと思います。飲んで2万ちょっと。
価格をお求めやすくしてたくさんの種類を食べて満足してもらうか、珠玉の一貫を出すかはそれぞれの店のスタイル。
リーズナブルとかコスパとかいう言葉がピッタリなお店。ピンネタとか、突き詰めた職人の技術とかを求めない層には刺さる良店ではないでしょうか。
七時を過ぎた頃からお客さんも急に増え、店内も活気づいてきた。人気店なんだ。ごちそうさまでした。
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