神奈川・生田の「ラーメン二郎 生田駅前店」。
2023年5月、川崎市多摩区生田にオープンした二郎。小田急線の生田駅よりすぐの立地です。
ラーメン二郎の歴史
「ラーメン二郎 三田本店」は、1968年に創業者・山田拓美氏(通称「総帥」)が東京都目黒区の都立大学駅近くで開店した「ラーメン次郎」が始まり。
その後、1971年に三田の地に移転し、看板の誤記により「ラーメン二郎」となりました。
このとき、直さずにこのままいくところが山田さんっぽい。
1996年には道路拡張のため現在の港区三田2丁目に移転。昼の部では創業者の山田氏も厨房に立ち続けており、その姿を一目見ようと訪れる「ジロリアン」も少なくない。と言うかもはや妖精レベル。
ラーメン二郎の特徴であるボリューム満点のラーメンは、学生を中心に支持を集め、現在では全国に40店舗以上の直系店が存在する。
生田駅前店について
2023年5月21日(日)、直系44店舗目として開業。
野猿街道店、小金井(閉店)、三田本店、立川、目黒店といった直系店舗で修業した経験があり、目黒店スタイルを踏襲しています。
非乳化傾向で、豚出汁がしっかり利いた醤油ベースのスープ 。
麺は 平打ち中太麺で、やや硬め・ストレート感強め。量は二郎標準くらい。
野菜はシャキ目、豚(チャーシュー)は柔らかく薄切り2枚を提供。量は少なめながらバランス◎。
小ラーメン 800円 2024年1月訪問
オープンは2023年5月。
飲み過ぎた翌日に何が食べたい?
繊細なものなんか食べたくない。激辛系の刺激物か化学調味料だ。
明日は予定がないからニンニクでもぶち込むか。
となるとラーメン二郎だ。
食べログで二郎の写真を見てると胃袋は完全に二郎受け入れ態勢となる。
二郎ってしばらく行かないとめちゃ味が変わってることがある。普通の店じゃありえないけど。
と言うことで味を確かめに生田の二郎へ。
平日の13時過ぎで外待ちは6名。
・小ラーメン 800円
キリッとした非乳化スープはややライト?な味わいでニンニクが交じることでキレが増す。
事前にカエシに化調を入れておく店がある中で、化調を直前に引くほど入れるのは一発目からバチっとした旨みを出すため。
事前にカエシに溶かすのと直前に化調を丼に入れるのでは味のキレが違うみたいです。
平打ち麺はクニュっと柔らかいが粉感を感じる。
二郎といえば出汁は豚骨ではなく、豚肉。
出汁がよく出る豚骨ではなくあえて豚出汁なのは豚肉の方が安いからだと思う。おかげで濃くなり過ぎない非乳化塩梅が成立するわけだ。
豚はパサ気味のツナ系と脂。
ニンニクのせいで一瞬の快楽のために長ければ2日ほど人に会えなくなるという罪深き一杯。
小ラーメン 800円 2023年6月訪問
この5月に新たにオープンした生田駅前店。
ふと時間ができたので休日の11時に訪問。なんと、ザッと100人程の行列…
マジか…こんなのはじめて。
列の並び方がね、まるでディズニーランドです。見事に飢えた男しかいないディズニーランドです。
Netflix見ながらなんとか1時間ちょっと潰せた。ありがとう、サンクチャリ。
なんとか入り口まで来て中を覗いたら店内にも待ち椅子がある。この時点で並び始めてから80分待ち。やれやれ…
結局着席はトータル90分後。
・小ラーメン 800円 ニンニク少なめ
標高いい感じ。野菜は固茹でシャキシャキ。
目黒を彷彿とさせる非乳化具合。目黒で修行してた方みたい。
豚出汁に醤油と仄かな味醂による甘さと塩分と化調。
すっきりとしててニンニク入れないと単調になりかねないかも。
麺は平打ち太ちぢれ麺。
硬めに茹でられており、むっちりとして小麦をフルに感じられる微低加水系です。
豚は脂身がほぼないツナ系。二郎では薄めのカットの部類に入り、しっとりとして味染みも程よく、存在感は弱いけどいい感じに麺を支え合う。
率直に言うと自分としては後半ダレてしまった。そもそもこの量じゃなかったらそうじゃなかったんだろうけど、それを言ったら元もこうもないか。
化調による旨味一点型のラーメンなので求めるものは違うんだろうけど。
酒飲んで渇望するくらいの状況で食べてみたい。きっと感想は変わるでしょう。人間、結局は食べるコンディション次第なのです。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:神奈川県川崎市多摩区生田8‑1‑15(小田急線・生田駅 北口より徒歩約4分)
最寄駅:小田急線「生田駅」北口 徒歩4分
営業時間:昼営業 11:00〜15:00(L.O)/夜営業 18:00〜21:00(L.O)
定休日:水曜日 席数:カウンターのみ14席(中待ち用椅子あり)
支払い方法:現金のみ(クレジットカード・電子マネー・QRコード不可)
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり/有料駐輪も)
喫煙:全席禁煙・店舗周辺も禁煙
二郎 千葉店の動画
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