馬県の「鮨 おばな」へ。ここは群馬を代表する鮨屋。
とにかく豊洲でも上質のネタを仕入れることで有名。(ここと関内の「なか條」はネタが間違いない)
新宿から湘南新宿ラインで久喜まで約1時間。
久喜から特急りょうもう号に乗り換え館林まで約20分。
館林駅からは徒歩15分位(タクシーで1メーター)のところ店はある。
11時半に館林駅到着。まだ時間があるのでブラブラ歩いて向かう。
日曜日なのに歩いている人が少ない。
新宿からなんだかんだで2時間くらいで店に着いた。
予約は12時半から。外観はなんか、モダンだ。
ちなみに銀座の「鮨 とかみ」は最初、尾花大将がやっていたらしい。
「とかみ」という名前は「おばな」の奥さん、鮪卸の「やま幸」の奥さん、シンガポールの「青木」の奥さんの三人の奥さんの名前の頭文字だそうだ。
必ず予約は入れましょう。
コースは何種類かあってせっかくなので一番高いコースにした。
大将はなんと週二回豊洲へ仕入れに行っているそうだ。群馬からとは凄い距離だ…
2024年3月訪問「海なし県で鼻腔と舌がエクスタシーで、果てた。」
群馬・館林の鮨屋「鮨 おばな」。
しかし今回もの感動の嵐だ。
現在は一見お断り、常連だけ。
ありがたいことにずっと通わせてもらっているので今回もサロンメンバーと共に。
これだけの軒数行って尚、感動するという経験はなかなかあるもんじゃない。
そしてそれが全てにおいてしっかりと感動ポイントがある。
やま幸の鮪、今日は定着祭り。もう素晴らしすぎる。鼻が喜んでたまらない。
こんな経験、滅多にできない。
ここに来たらフルフルコース以外あり得ない。
今回の動画は僕がひたすらエクスタシーで震えてるAVのようだ。ごめんなさい、そして最高です。
品川イッコーが超愛用してる最強サプリ
2023年9月訪問「2023年9月の最高峰。」
半年ぶりの群馬・館林にある「鮨 おばな」。
遠いけど何度も通ってるお店。
今回はIKKO’S FILMSオンラインサロンメンバーを連れて。
今回は久々に電車での訪問。いやぁ、めちゃ遠く感じる。やはりここは車で来るべきだ…
新月、満月の満潮時にとれる塩で作られる肴と握りはもうどれも絶品。
こんなにもコースを通して素材の持ち味を強く感じる料理は滅多にお目にかかれない。
どれがではなく、全てだから尚更凄い。
料理だけでなくご夫婦の接客も素晴らしい。
尾花さんは優しいけど信念がある。
そしてそれをサポートする女将さん。
女将さんの細やかな接客や穴子の焼き加減、最後の最中も最高。
あとは遠いのだけが難点。
鮨おばなが凄い理由⬇️
2023年2月訪問「日本最高峰の鮪連続6貫・生を超えた唯一無二の冷凍イクラ」
「シャリの塩が変わった」ということで約2年ぶりに群馬県館林市の「鮨 おばな」へ再訪。
こちらは電車より車で来る方が早いです。本日は焼鳥界のえらい人に運転してもらいました。渋谷から1時間ちょい。
こちらは僕が生涯通い続けたいと思う店の一つ。本当、尾花さん、女将さん共に最高の料理と接客なんです。
親方: 尾花輝さん
二代目。中1の時に親父さんが倒れ、15歳から鮨職人に。東京で修行し、二十歳の時からこの地で33年間鮨を握る大ベテラン。
以前からシャリの塩を変えたそうで満月の満潮時にとれた塩を使用。満月と新月でとれる塩って違うんです。細かい原理は一番下に貼ってある僕の動画を参照ください。
結果から言えば満月にとれた塩は塩味が強く、少量でもパンチのあるシャリに仕上がるそうだ。
そして相変わらず尾花さんが仕入れる魚は全てがトップクラス。さらにそのネタを使い、独自の料理、握りに昇華されている。
スペシャリテの雲丹パフェ、生を超えた冷凍イクラ、さらに今回やま幸の鮪が6貫とそのどれもが素晴らしい。ここまで旨いが続くと他の店に行けなくなりそうなので年に一回くらいとする。
以下、いただいた料理。
イエローミミ、アスパラ菜
ボラのカラスミ
ガチ親子やん。
鰆
雲丹パフェ
もう、尾花さんのところの雲丹は別物。
蛸
明石の4.5kgというバケモノ級のサイズ。しかもこんなに味の濃い蛸には滅多に出会えない。
ぶどう海老
牡丹海老は日本海側、こちらは太平洋側でとれる幻の海老「ぶどう海老」。醤油漬けの卵と共に。粘度、濃度、甘味全てがパーフェクト。
牡蠣
ナガスクジラ
この上はシロナガスクジラなので捕鯨禁止。血の感じや脂で蕩ける感じはまるで上質な鰹。
コノシロの茶碗寿司
贅沢に尾花さんのイクラも乗ってるじゃん。シャリの酸味もなんとも心地よい。
わさびの茎と葉
ツンと鼻を抜ける辛さ。いい口直し。
あん肝ポン酢漬け
ポン酢をかけるならよくあるがポン酢で漬けたおそらくここにしかない一品。余市のあん肝のまろやかさと酸味とのバランスが本当に素晴らしい。
つまみだけでここまで感動させてくれるとは。
シラカワ
満月の満潮時の塩を使用。満月の塩は塩味が強いため、使用量は少ないがパンチのあるシャリとなっている。これ、凄いな。そもそもこのシラカワのポテンシャルも凄い。
イクラ
スペシャリテにして冷凍。もはや、これはイクラなのか?素晴らしき新たな食べ物。美味しいイクラはプチプチしないのです。
小肌
この小肌こそ、尾花さんの技術が詰め込まれてる。塩して酸味のまわし方、ふっくらとした身質、小肌の旨味。全てが完璧。
天身
超繊細な舌触り。舌に馴染むしっとりとした身質。こんな柔らかさの鮪にはなかなか出会えない。
血あいぎし
きめ細かさ、香りが尋常じゃない。
分かれ身
脂で誤魔化されない鮪の味。
背中の筋の間
大トロ
筋も旨味。そもそも筋が柔らかいからストレスなし。噛む喜びを与えてくれる鮪である。
大トロ
気仙沼。
墨烏賊
包丁入れず一点の曇りもない新烏賊の様な食感。
サヨリ
しっとり柔らかく味も濃い。
鰆の漬け