記録として今年の2月に行った「鮨 とかみ」の感想を。
最寄り駅は内幸町駅となってるけど新橋駅でも銀座駅からでも。
ここはかつでミシュラン三ツ星店の「鮨 水谷」があった場所。
そこに満を持して「鮨 とかみ」がオープン。
驚きなのがオープン1年ですでにミシュラン一つ星を獲得。
かなり話題になったお店です。
今回は後輩の誕生日祝いにやってきました。
鮪の突先の手巻寿司
この店ではいきなりこの「鮪の突先の手巻寿司」が出てきます。
鮪の背中で頭に一番近い部分。一番味が濃くてとにかく濃厚。
口の中でのとろけ具合がハンパじゃない。
この店の看板メニューはやはり「鮪」。
シャリは赤酢が特徴的。酢が効いていてクセになる。
毛ガニのポテトサラダ
長崎県のジャガイモを使用。春の野菜「うるい」を添えている。
毛ガニの贅沢ポテトサラダ。ビールと一緒に。
白エビ・あん肝・メジマグロ
白エビは昆布締めにして、メジマグロは塩漬けにしてから燻製している。
ヤリイカの印籠詰め
赤酢のシャリとシソと胡麻と酢漬けにしたレンコンが入っている。
イカも柔らかくシャリによく合っている。
レンコンの食感もいい。
白川甘鯛の酒蒸し
京都の九条ネギが添えてある。
これは日本酒が進むわ。
ここから握りへ。
なによりも赤酢が凄い。このくらい濃い色をしたシャリはなかなかお目にかかれない。
とても酢が強めで最初食べた人はビックリするだろう。
だけどこれがだんだん慣れてきて最後にはこのシャリの虜となる。
墨烏賊
墨烏賊自体もとても柔らかくて美味しい。
シャリが尖っているからか烏賊がやたら甘く感じる。
春子鯛
旬はもうちょっと先の春だけどこの店ではレギュラーメニューらしい。
あっさりとしてもっちり。
赤身の漬け
さて、ここから鮪の章。
「やま幸」から仕入れた自信の鮪を堪能していきます。
赤身のサッパリ感と赤酢がマッチしていて美味しい。
中トロ
上質の脂が口内に押し寄せる。
まさに「とかみ」と言えば「鮪」ということを再認識させられる。
大トロ
脂の甘味とシャリの酢加減が絶妙なハーモニーを奏でている。
圧倒的鮪を堪能した。
小肌
大トロの後は小肌でサッパリ。
しかしこの酢が効いたシャリと酢で締めた小肌は凄まじく強烈だ。
車海老
甘い。とにかく甘い。
金目鯛
昆布締めにした金目鯛も甘みがフワッと感じる。
赤貝
コリコリの食感を久々に味わった気がする。
このシャリにネタが合わせてるのか?とすら思えてくる。
煮蛤
食感と甘みを楽しみます。
真鯵
鯵の濃厚さと脂加減がちょうどいい。
雲丹
ムラサキ雲丹ですね。
雲丹のクリーミーさと赤酢のシャリとの相性もいい。
のどぐろ
王様きました。これも大トロに続いて脂の甘みとシャリの酸味とのコラボ再び。
穴子
焼き目がパリパリ。美味しいです。
玉子焼き
まるで洋風のデザート。カラメル?焼き目が香ばしくて美味しいです。
トータル「赤酢」に尽きるというか、このシャリをベースにネタが考えられているのか。
大将はとてもフランクで敷居の高さは感じさせない。
はじめてカウンター鮨に来た人でも気持ちよく過ごせる。
大将の小田将太さんは「僕みたいなまだまだ若い寿司屋が無駄に貫禄だしてもね~」って凄い謙虚で好感持てました。
これからの活躍期待してます!
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