本日は「日本料理 晴山」のハナレへ。
オープンより一年半でミシュラン二つ星を獲得した予約困難店。
予約困難なのでハナレがオープンしたがこのハナレも既に新規がむずくなってるってどんだけー。
オープンは2022月2月。
場所は三田駅より10分以上歩くのでタクシー推奨。晴山のすぐ近くです。
看板がないので一見わかりづらいです。まるで存在を隠してるなうな知る人ぞ知る的な。
扉を開けると高級感漂う明るい店内、一切無駄がないカウンターが広がっている。
綺麗ですねー。ハナレだけど晴山としての自覚が伺えます。
こちらはまだ30代半ばの女性大将である古川さんが店を仕切る。
出す料理は本家とは少し変え、晴山の日本料理に少しだけ古川大将の個性を宿す。
素材同士の組み合わせ、何を主とするかのテーマ性、足し過ぎない塩梅等、土台となる技術は大変素晴らしく晴山の名に恥じない手腕だと思います。
ローストビーフサンド、蜆ラーメン、山椒が効いた鴨肉のカレーと〆も魅力的。
もう少しこうしたらいいのにという部分は下に記すとして人に薦められるお店なのは間違いない。
以下、いただいた料理。
加賀太胡瓜、毛蟹、ジュレ
毛蟹に持ってかれそうになるが胡瓜の食感と香りがこの中で印象的。
鰻の白焼き、久世茄子のお椀
鰻は養殖の地焼き。
脂が鰹出汁の椀内に滲むことで色が変わり木の芽がバランス良い。
細かさやかに包丁が入ったアオリイカはねっとりと甘みを感じ、マコガレイは活きの良さを感じさせる食感との対比。
金目鯛のしゃぶしゃぶ
甘みと香り引き立つちり酢とふぐねぎ。
鮑の稲庭うどん
厚みがありムチッと歯が悦ぶ食感の鮑は香りが良い。
雲丹と肝をうどんと絡めることの相乗効果がはかられている。
これより太くても細くてもいけない。稲庭うどんだからいい。
時知らずの幽庵焼き
皮はパリッとして皮付きの焼き魚の意味をキチンと伝えてくれる見事な焼き加減。
トウモロコシの天ぷら
これは強烈な自然の甘さ。
イチボと冬瓜。
鮎魚女のフライ
タルタルと共に。
見事な揚げ加減で食感綺麗ですね。
身はホクホクとして旨味の内包が素晴らしい。
ここから食事なんだけどローストビーフのサンドウィッチ、蜆ラーメン、鴨肉キーマカレーから選択せよと言う残酷な事を言うので全部お願いした。
蜆ラーメン
これはこれで美味しいんだけどどうしてもラーメン屋の琥珀と比べてしまう。
もうちょい蜆の出汁をとった方が好みではある。
ローストビーフパン
パンはしっとりとしており、サクッと音が立つくらい焼かれてる方が肉に対してのコントラストができるかなと思いました。
鴨肉のキーマカレー
鴨肉は細かく刻まれコリッとした食感を楽しめる。山椒が効いててスプーンが止まらない。
文句なしに旨い。
宮崎マンゴー、パッションフルーツ、和三盆のアイス
酸味と完熟、品のある和三盆の甘さが調和が綺麗。
ごちそうさまでした。
いつか本家にも。
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