東京・西調布にあるラーメン店「博多とんこつらーめん ひゅうが」。
住宅街の一角に、ふわりと豚骨の香りを漂わせる一軒がある。それが「博多とんこつらーめん ひゅうが」。
約30年にわたりこの地で暖簾を掲げ、移転後も常連客に愛され続ける、調布界隈でも貴重な本格派博多豚骨ラーメン店。
場所は京王線「西調布駅」南口より、徒歩約6〜8分(約440〜500メートル)。
京王相模原線「京王多摩川駅」から徒歩約14分(約1.1 km)、「飛田給駅」からは徒歩約15〜17分ほど。
「博多とんこつらーめん ひゅうが」ってどんな店?
元々は「まち中華」の店を継いだ形でスタート。
現店主・川崎徹王さんは、品川街道沿いにある建物1階のテナント(約4坪)で営業していた中華料理店を引き継ぎ、約25年ほどそのまま続けていました。
業態転換し、2016年に博多とんこつラーメン店として再スタート。
当初は家系(とんこつしょうゆラーメン)を志していたものの、豚骨スープの奥深さに魅了され、2016年に「博多とんこつらーめん」一本のラーメン店に業態を変更しました。
業態転換から約5年後の2020年11月13日に、同じ下石原エリア内で移転してリニューアルオープン。
店舗面積は約3倍に拡張され、より明るく開放的な空間へと生まれ変わりました。
博多豚骨らーめん 800円+替え玉100円 2025年8月訪問
平日の22時過ぎで空席あり。
店内はいい感じの獣臭。
イマドキ博多でもこの匂いのする店は珍しいです。
お酒はビールは650円。それ以外のサワー類がオール450円と良心的。
他にも赤ウインナー炒めや豚ホルモン炒めなど博多ラーメン店ならではの酒飲みコンセプト。
近所の人はここで飲むのもありですね。
卓上におろしニンニク、胡麻、高菜、紅生姜。
・博多豚骨らーめん 800円+替え玉100円
具材はチャーシュー、青ネギ、キクラゲ。
骨感ある豚骨の味わいは程よいクリーミーさとカプチーノ感。香りも食欲誘う香り。
醤油ダレを強めに効かせ、味の輪郭をしっかり出しています。
ライトに寄りすぎず、本場感のある濃厚さ。
濃厚さ、臭さ、マイルドさとバランスが非常に秀逸で、飲んだ後の胃に染みるようだ。
麺は菅野製麺。
ザクっと歯切れ良く、王道なタイプでスープとの絡みも抜群。
チャーシューは可もなく。
替え玉はカウンターに置くのではなく、わざわざ後ろからお皿で運んで来てくれました。
このエリアでもなかなかレベルの高いクオリティなのではないでしょうか。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:東京都調布市下石原2-21-10
アクセス:京王線「西調布駅」より徒歩約6〜8分
営業時間:火曜〜土曜 18:00〜翌2:00(定休日:日曜・月曜)
席数:18席(カウンター6席+テーブル3卓)
予算:1,000〜2,000円
決済:現金・PayPay(クレジットカード不可)