東京・赤坂見附にあるラーメン店「左とう」。
赤坂見附駅10番出口からわずか徒歩2分。ビルの1階にぽつんと佇む路面店──それが 中華蕎麦 左とう(さとう) です。
看板は控えめ、代わりに「菅野製麺所」の札が目を引き、初見ではつい通り過ぎてしまうほど。
しかし一歩店内に足を踏み入れれば、ラーメン通がこぞって集う訳がすぐにわかります。
「左とう」はどんな店?
店主は、横浜の行列店「丿貫(ひちかん)」でラーメンの基礎と独創的な技術を学び、2024年8月に「中華蕎麦 左とう」として新橋で間借り営業をスタートさせました。
試行錯誤の末に支持を集めた後、2025年3月10日に赤坂見附駅前の一等地にて路面店を構え、正式に独立オープンを果たしています 。
店名「左とう」は、「丿貫」グループ株主代表の佐藤氏が、“左”と“とう”をシンプルに組み合わせて命名したものです 。
牡蠣を中心に乳化させた濃厚白湯スープと、丁寧に炊き出した煮干し清湯(チンタンスープ)を1:1でブレンドした “Wスープ” を採用。重厚なコクとスッキリした後味が特徴です 。
また毎日のように限定ラーメンを生み出され常連も飽きさせない工夫がされています。なお、Instagramでもラーメンの写真を拝見できます。
店には菅野製麺所の札が立てかけてあり、肝心の看板は存在感ありません。
下に申し訳ない程度にちょんと置かれている。普通に見逃すレベルだ。
牡蠣蕎麦 1,200円 2025年7月訪問
平日の14時半前で客は2名。
券売機はなく、席で注文後、食後にレジでのお支払い。
牡蠣蕎麦
限定蕎麦(日替わり)
蟹味噌の和え玉
限定和え玉
ドリンク:ビール/ハイボール/日本酒各種
箸は木の割り箸。水はセルフサービス。
・牡蠣蕎麦 1,200円
白い丼に茶白濁スープ、ピンクの低温調理チャーシー、芽葱という非常にシンプルで色味が綺麗なビジュアル。
スープはポタージュのような濃度。いわゆる牡蠣白湯的なふくよかでクリーミーで雑味がない。
牡蠣の旨味が口いっぱいに広がり余韻もある。
チャーシューをどけると、
麺線が整った細麺がこんにちわ。
極細ストレート麺はかなり硬めに茹でられボキボキ感、ザクザク感を楽しめる。
チャーシューはふわっふわ。早めに食べないと熱が入って色変わり。
このスープなら太麺も合うだろうなと思ったら追加の和え麺が太麺みたいだ。蟹味噌和え麺。絶対美味いだろ。「Ramen 翡翠」からのハシゴだったのでこの日は断念。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:東京都港区赤坂3-21-8 高和赤坂ビル 1F
アクセス:
- 東京メトロ半蔵門線「永田町駅」10番出口 徒歩2分(約120m)
- 東京メトロ丸ノ内線・銀座線「赤坂見附駅」10番出口 徒歩2分(約120m)
- 東京メトロ千代田線「赤坂駅」 徒歩5分(約380m)
営業時間:
- ランチ 11:00~15:00
- ディナー 18:00~22:00(月・水・金のみ)
※麺・スープ切れ次第終了
定休日:土曜・日曜・祝日
席数:計13席(カウンター9席、テーブル4席)
予約:不可(後会計制)
予算:ランチ~¥2,000/ディナー~¥2,000