東京・銀座にある日本料理店「銀座 蟹 あかつき」。
銀座駅B7出口よりすぐにあるビルの四階に位置します。
食べログのジャンルでいうと「日本料理、かに、寿司」。どうやら全部出るようです。
店内はカウンターと個室あり。
本日は活けタラバ蟹堪能コース 25,000円。
大将が目の前では黙々と蟹を捌いている。
前菜は海老芋とムカゴ、無花果の田楽、甘エビの塩麹漬など。
タラバ蟹の足一本分の刺身。
タラバ蟹ってのは蟹じゃなくてヤドカリの一種なんだよ。そんなことをはじめて知った時は衝撃だった。
ほとんど丁寧に捌いてくれているのでほぼストレスなくいただける。見た目も綺麗です。
食べてみるとプリッとして甲殻類の香りはする。タラバ自体わりと味があるというか塩味があるので醤油や塩は不要。
大将の話によるとタラバはもともと塩分を持っているらしい。
続いて虎河豚のてっさ。
プリプリの身にゼラチン質などを一気に頬張る。酸味の効いた白子ソースとともに。
茹でたタラバ蟹。
やはり塩味が強めだが火入れすると一気に甘味が増すので単体で十分味わい深くなる。タラバは蟹じゃないから美味しくないと誰が決めた?
一本一本の繊維が太く、筋肉質で噛めば味が出てくる。ただ単に蟹じゃないだけだ。
タラバ蟹のステーキ。
シンプルに焼いたタラバ蟹。ガーリックチップでよりジャンクな味わいとなっております。
蟹天ぷら海苔手巻きの上に雲丹、キャビアが乗った映えメニュー。
見た目はいいけど海老の尻尾が付いたままで尻尾を取ろうとすると雲丹が崩れてしまうので結構食べづらかったりする。
ここで握りが登場。
握りとしてはふわっとエアリー。シャリはもっちりとしてしっかり赤酢が効いたもの。
鰤は硬めだけど脂がしっかりまわってます。
墨烏賊。歯応えはしっかりめ。
蟹のいい香りお椀でコースは一通り。
ビール、ハイボール一杯づつでお会計は約34000円。
タラバ蟹と懐石と寿司が一つになったコース。コースをあまり食べない方にはあれもこれもで新鮮かと思われます。ごちそうさまでした。
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