梅ヶ丘のラーメン屋「中華そば専門店 勝や」。
小田急線・梅ヶ丘駅から徒歩1分。駅前の落ち着いた住宅街の一角に、ラーメン好きの間で長年親しまれている名店があります。
それが「中華そば専門店 勝や(かつや)」。
「中華そば」と名乗るお店は数多くあれど、こちらの店は永福町大勝軒をルーツに持ちながら、梅ヶ丘という土地に根ざした独自のスタイルを守り続けています。
「中華そば専門店 勝や」ってどんな店?
創業は2006年5月。かつて梅ヶ丘に存在した「大勝軒」の跡地を引き継ぎ、現店主によって開業しました。
屋号に「勝」という文字を掲げたのは、「勝負のラーメン」を提供するという意思の表れとも言われています。
厨房は店主一人で切り盛りされ、客席はカウンター10席のみ。昔ながらの小さな中華そば屋の風情ですが、常連やラーメンマニアにとっては、ここが唯一無二の場所。
メニューと味の特徴
デフォルトで“麺2玉”という大盤振る舞い
勝やの中華そばは、標準で麺2玉が入ります。いわゆる「大勝軒スタイル」を踏襲しており、ボリュームはかなりのもの。
ただし、ハーフを注文すると麺量を減らせ、その分チャーシューやワンタンを増量してくれるという心遣いも嬉しいところ。
スープ
ベースは煮干し・魚介系を効かせた醤油味。永福町大勝軒譲りのラード感を抑え、比較的すっきりとした飲み口に仕上げています。
醤油ダレはやや濃いめで、魚介の風味が後からじんわりと広がるタイプ。
麺
中細のストレート麺は、スープをよく吸い込み、時間が経つにつれて柔らかくデロっとした食感になります。この「伸び感」こそが大勝軒系の中華そばの醍醐味と語るファンも多いです。
具材
チャーシュー(1枚でも大判で存在感あり) メンマ ナルト 刻みネギ ワンタン(ワンタン麺は驚きの15個前後!)
特にワンタンは餡にごま油が効かせてあり、つるんとした皮の喉越しと相まってクセになる逸品です。
2023年3月訪問
場所は梅ヶ丘駅から徒歩1分ほど。「やきとりshira」で何度も降りてるのにラーメン屋ははじめてだ。
休日13時到着で外待ち8名。やれやれ…
とは言っても回転率は良さげ。
店内はL字のカウンター席のみ。カウンター席から全てが見えるオープンキッチン。なんか今時珍しいよね。
他の人の丼見てるとでかいなぁ。こりゃ麺少なめにしとくか。
ちなみに麺半分と伝えるとワンタンかチャーシューがサービスされるシステムあり。
水を飲むとこまめに入れてくれるのが好印象。
・中華麺 900円 麺半分ワンタン増し

具材はチャーシュー、葱、メンマ、ナルト、柚子皮、ワンタン。
スープは永福町大勝軒の流れを汲む煮干しの香り豊かなもの。重すぎず、軽すぎない動物系とのバランスが秀逸で適度な胡椒も心地よい。永福町大勝軒は胡椒が強すぎて個人的に本家は苦手。いまはどうなってるかわからんけど。
中細縮れ麺は加水率低めでどんどんスープを吸収し、柔らかくなっていく。これもまた魅力。
チャーシューは口に入れるだけでホロっと崩れるほど柔らかく、適度な脂を感じる。これならチャーシュー増しても良さそうだ。
肉肉しさとトロトロトゥルトゥルなワンタンはかなり多め。
ここは永福町大勝軒系と同じでデフォの麺がかなり多いので途中からやや単調になりがちだけどハーフにしてワンタンにする事で最後まで美味しくいただけました。
13時半過ぎても行列ができているほど地元の人に愛されてるお店。ごちそうさまでした。
店舗情報
住所:東京都世田谷区梅丘1-22-11
アクセス:小田急線 梅ヶ丘駅 徒歩1分(駅から約51 m)
営業時間:11:00〜14:30 / 17:30〜19:30
定休日:水曜日・第3木曜日
席数:10席(カウンターのみ)
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)
予算目安:~ ¥999(ランチ帯)~ ¥1,000〜¥1,999(口コミ集計)
支払方法:現金のみ(カード・電子マネー・QR決済不可)
禁煙・喫煙:全席禁煙(入口外に灰皿あり)
創業:2006年5月(開店時期)
ジャンル:ラーメン / 中華そば専門店
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