東京・田町にある「水炊き 鼓次郎」のあとに寄ったのは「とんこつラーメン 藤参」。
仲間内でも前々から話題にあがっていた店で看板の赤富士がなんとも印象的。身内のタクシー運転手曰く、わざわざこの店のためにタクシー使って神田からやってくる人もいるんだとか。
なるほど、いわゆる家系ラーメンですな。店名には「家」の文字はないが。
わかめ?いや、普通のラーメンでいいや。
流石に人気店らしく23時過ぎでもL字カウンターは満席。少しだけ外で待ってから店内へ。
店員さんは外国の方。テロでなくちゃんと平ザルで麺上げしている姿に好感がもてます。
ラーメン 750円
どう考えても23時過ぎに食べちゃいけない危険な食べ物。そしてなんとも魅力的なビジュアル。
具材は家系ラーメンの定番と思いきや、ほうれん草ではなく小松菜だ。ん?これは家系と言っていいのか?とにかくまんま「家系」という感じではないようだ。
スープは豚骨や鶏ガラでじっくりと炊かれた動物系によるボディしっかりめのもの。程よい粘度に伴いカエシのキレも心地よく出汁にフィットしてます。
直系特有の「醬油ガツン」タイプではなく、クリーミーさとカエシのバランス型。スープだけで言えば高レベル。
適度な中太平打ち微ウェーブ麺は家系にしてはツルツルで加水率は高め。これ酒井製麺ではないよね?
モチモチで美味しいんだけど硬めにしとけばよかった。スープとの絡みは全く問題ございません。
直前にバーナーで炙ったロースは少し脂が心許ないもの。言うなればパサ気味。これが炭火だったらなぁと贅沢な願いは消します。
小松菜はシャキシャキで通常の家系とはまた異なる食感のアクセント。個人的にはほうれん草よりもこちらの方が好みだ。
王道の家系ではないが美味しい豚骨醤油ラーメンでした。職場がこの辺りなら間違いなく重宝してる店です。ごちそうさまでした。
この動画を観る⬇️
コメント